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渋谷アクシュにオーストラリア発ロースター「Single O」テイクアウト店

施設1階に位置する店舗外観

施設1階に位置する店舗外観

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 オーストラリア・シドニー発ロースター「Single O」のテイクアウト専門のコーヒースタンド「Single O Shibuya(シングル オー シブヤ)」(TEL 03-6684-7659)が8月8日、渋谷駅近くの商業施設「Shibuya AXSH(渋谷アクシュ)」(渋谷区渋谷2)にオープンした。経営はSINGLE ORIGIN(墨田区)。

客がセルフでコーヒーを入れるタップ

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 2003年に「コーヒー愛好家」の夫婦がオープンしたカフェ・焙煎(ばいせん)所としてスタートしたSingle Oは、当初からシングルオリジンコーヒーに着目し、専属のコーヒーバイヤーが農園から独自ルートで仕入れた生豆と、スペシャルティコーヒーの特徴である産地ごとの特性を伝える活動を行っている。海外1号店として2014(平成26)年に両国に「Single O Japan」を出店した。

 国内3店舗目となる渋谷の店舗は、国内の既存店と異なるテイクアウト専門店として出店。シドニーの建築・インテリアデザイン事務所「Luchetti Krelle」が手がけた内装はブランドのルーツを表現。シドニー在住の日本人アーティストYOSHIDA KENTAROさんによる、店頭上部のアートワーク「In A we of Coffee」は、コーヒーの成長から収穫、加工、焙煎、抽出までの過程を表現している。

 来店客がセルフでコーヒーを入れることができる「Freepour-Coffee-On-Taシステム」を導入。シングルオリジンやコールドドリンクなどの「タップコーヒー」(500円)を10秒程度で提供。エスプレッソ(500円~)、アイスラテ(650円)、抹茶ラテ(800円)などのドリンクも用意する。

 フードは、日本の食文化とオーストラリアのカフェ文化を融合させたメニューを用意。日本の卵サラダとオーストラリアのベーコン&エッグロールを組み合わせた「TOKYO BAE ROLL」(1,350円)、都立明治公園内などに店舗を構えるベーカリー「Paket」のサワードウに沖縄の自家製ハム・ソーセージ「TESIO」のハム、チェダーチーズ、カレートマトソースなどを挟む「Ham It Up Toastie」(1,300円)、ディカフェコーヒーを使ったキャラメリゼナッツなどが入る自家製グラノーラとコールスローの「グラノーラスロー」(1,250円)など。

 同店では使い捨て容器の使用を減らしリユースカップ使用率50%を目指している。タンブラーなどの持参を推奨するほか、店舗に面した広場など店先で飲む人には無料の陶器カップで提供。使い捨てカップ希望者は追加料金30円がかかる。

 営業時間は8時~19時(土曜・日曜・祝日は9時~)。

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