炉端焼きを中心に提供する「炭火炉端と肉 金しゃもじ」(渋谷区宇田川町)が8月12日、渋谷にオープンした。経営は飲食店を展開するGYRO HOLDINGSの事業会社subLime(新宿区)。
新業態となる同店は、再開発が進みインバウンド客を含め多様な人が来街する渋谷で、昔ながらの日本文化である「炉端焼き」を「新しい形で提供できたら」と企画。30~40代をコアターゲットに据える。「渋谷東急本店前ひもの屋」を業態転換した。
場所は旧東急百貨店本店近く。地階に位置する店舗の面積は42.8坪。席数はカウンターやテーブル、半個室などで66席。店内は木を基調に和の雰囲気をベースに「女性客も入りやすいよう」、モダンに仕上げたという。
炉端焼きは、「まぐろのカマ焼き」(1,800円)、「焼き帆立バター」(900円)、「スペアリブの西京味噌(みそ)焼き」(900円)、「ラムチョップの炭火焼」(1,400円)、「丸ごと玉ねぎの炭火焼」(550円)、客の前でパルミジャーノチーズを削りかける「ブロッコリーの炭火焼 チーズ」(750円)など、魚介・肉・野菜それぞれ用意。
そのほか、「大トロイワシ」(890円)、「大山鶏」(1,200円)、「伴助ホッケ」(1,290円)などの原始焼き、「酔っ払い海老」(700円)、「ローストビーフ卵黄醤油(しょうゆ)漬け トリュフオイル」(900円)などの一品料理、「炭火焼きサーモンといくら」(1,590円)など数種類用意する土鍋ご飯などをラインアップする。
ドリンクは、ビール(630円~)やハイボール(490円~)、スタッフが選んだ日本酒を飲み比べる「金しゃもじ日本酒利き酒セット3種」(1,450円)などの日本酒、梅酒(790円)などをそろえる。客単価は5,000円~6,000円。
営業時間は17時~翌3時(金曜・土曜・祝前日は翌5時まで)。