渋谷センター街のラーメン店「桂花ラーメン 渋谷センター街店」（渋谷区宇田川町、TEL 03-3462-5231）が7月9日、リニューアルオープンした。経営は桂花拉麺（熊本県菊陽町）。

定番のラーメン「太肉麺（ターローメン）」

　1955（昭和30）年に熊本で創業した桂花ラーメンは、豚骨スープをベースに、ニンニクや数種類の香味野菜を揚げた香味油・マー油を利かせた「熊本ラーメン」の老舗。1968（昭和43）年に東京1号店となる「新宿末広店」をオープンし、都内に進出。渋谷センター街店はメイン通りから一本入った路地に1994（平成6）年11月にオープンした。

　リニューアルでは、開店30周年を迎えるに当たり5月から一時休業。厨房（ちゅうぼう）を含め、老朽化していた設備を刷新したほか、内装も全て壊し、デザインは変えずに新装した。1階・2階の2フロアから成る店舗は席数を4席増やし、1階＝16席（カウンター8席）、2階＝25席（同5席）の計41席を用意する。

　同社によると、渋谷センター街店には、地元民や周辺に勤める人、国内の来街者らが多く訪れるほか、インバウンド客も全体の半数に及ぶ。東京進出時に「おなかいっぱいになり、栄養もしっかり取れるように」と考案し、厚みのある豚バラ肉やキャベツをのせた定番メニュー「太肉麺（ターローメン）」は、4～5割の客が注文するという。

　営業時間は9時～23時30分（日曜・祝日は22時30分まで）。