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恵比寿にタコに特化した韓国料理店「ナッチャン」 踊り食いなど

生きたテナガダコを入れる鍋「サンナッコプセ」

生きたテナガダコを入れる鍋「サンナッコプセ」

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 タコに特化した韓国料理店「韓国料理ナッチャン」(渋谷区恵比寿1、TEL 070-1219-0163)が8月2日、恵比寿駅東口エリアにオープンした。

路地に位置する店舗外観

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 「焼肉ライク」などの飲食店を手がけるダイニングイノベーション(恵比寿南1)が昨年9月に三軒茶屋に1号店をオープンした新ブランド。焼き肉やしゃぶしゃぶなど日本食の業態を中心に展開している中、ドラマや音楽などさまざまな文化が注目されていることなどから韓国料理業態を新たに開発した。三軒茶屋の店舗は30代の女性を中心に来店客の7~8割が女性だという。

 韓国料理店の中でもタコに特化することで差別化を図る。店名の「ナッチャン」は、タコを意味する「ナクチ」と最高を意味する「チャン」を組み合わせた造語。

 三軒茶屋店同様、「食の感度が高い」人が多いエリアと判断して恵比寿に出店。路地に位置する店舗の面積は13.2坪。テーブル席で37席を用意する。店舗デザインは、わら入りの土壁や木の家具など、昔ながらの韓国の飲食店をイメージした。

 タコは韓国から空輸するテナガダコを使う。「サン(=生きた)ナッチ(=タコ)」(2,500円)はタコの踊り食いで、注文を受けてから店内の水槽からテナガダコを取りカット。「タンタンイ」(3,900円)はサンナッチにユッケをのせるメニュー。それぞれ、酢みそとごま塩だれで食べる。鍋料理の「サンナッコプセ」(5,500円)は、韓国唐辛子のオリジナルスパイスを使うスープにホルモンやエビ、キャベツ、白菜キムチ、エノキなどの具材、生きたテナガダコを入れる。タコ(700円)、豆腐(400円)などの追加具材、チーズ(400円)などのトッピング、オリジナルの乾麺またはリゾット(各600円)の締めのメニューも用意する。スープは辛くない鶏白湯ベースから5辛まで選べるほか、牛骨スープ、「コクだれ」、トウガラシ粉で味を調整できる。

 そのほか、ぜんまいや豆もやしなどのナムル、白菜などのキムチ(各500円)、酢を加える韓国しょうゆで食べるジャガイモとチーズの「チーズカムジャチヂミ」(1,400円)、韓国風茶わん蒸し「ケランチム」(700円)などもラインアップする。客単価は4,500円~4,700円程度。

 営業時間は17時~23時。

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