インドのスペシャルティーコーヒーブランド「BLUE TOKAI COFFEE(ブルートーカイ コーヒー)」初の常設店となる「ブルートーカイ コーヒー ロースターズ」(渋谷区広尾5)が7月29日、広尾散歩通り(広尾商店街)沿いにオープンした。経営はBlue Tokai Coffee Japan(同)。
同ブランドは、コーヒー豆の生産国でもあるインドのニューデリーで2013年に創業。単一産地のコーヒーを指す「シングルオリジン」よりも厳密に定義される、一つの農園で採れた「シングルエステートコーヒー」を扱い、インド全土にカフェも展開する。日本では2021年に海外初進出し、オンライン販売やポップアップストアを展開。インドから輸入した生豆は日本国内で焙煎(ばいせん)している。
国内常設1号店は、近隣に大使館や高級住宅街などがあり「国際色豊かでおしゃれでありながら、人情味のある下町風情も残すエリア」(同社)として、広尾商店街の路面に出店。コーポレートカラーのブルーを基調に、本国のカフェで共通で採用している丸窓の代わりに円形の鏡を飾る。4席とスタンディングカウンター(1人)を備える。
コーヒーは、インド産コーヒーをカジュアルに体験してもらおうと用意した「本日のコーヒー」(390円)や、スペシャルティグレードを一杯ずついれるハンドドリップコーヒー(500円~)、カフェオレ(490円)などをはじめ、水出しアイスコーヒー(650円)のほか、エスプレッソメニューはアメリカーノ(500円)やカフェラテ(600円)などをそろえる。カヌレ(300円)やレモンヨーグルトケーキ(500円)などのスイーツも用意。
シーズンや月替わりなどで用意するコーヒー豆は、現在はチョコレート・ピーチ・スイートライムのフレーバーの「ハウスブレンド」(100グラム980円)や、チョコレート・白ブドウ・ヘーゼルナッツのフレーバーの「アティカン」(同1,380円、以上ミディアムロースト)、新商品でレーズン・ルバーブ・ミルクチョコレートのフレーバーの「バイソンバレー・ジャックブラック・ナチュラル」(同2,400円、ダークロースト)など7銘柄を用意。全てカップでも提供する。
営業時間は8時30分~19時30分。