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アルバルク東京、吉井裕鷹選手・橋本竜馬選手退団 11選手契約継続

(左か)移籍した吉井裕鷹選手と橋本竜馬選手

(左か)移籍した吉井裕鷹選手と橋本竜馬選手

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 Bリーグ2023-24シーズンを戦ったアルバルク東京(以下、A東京)の選手たちの去就が出そろった。

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 昨年10月~今年5月にわたった同シーズン。デイニアス・アドマイティスヘッドコーチ体制2季目となったA東京は48勝12敗とクラブ最高勝率でレギュラーシーズンを終了。地区2位でチャンピオンシップ(CS)に出場したが、ベスト8(準々決勝敗退)でシーズンを終えた。

 退団・移籍したのは2選手。現在パリオリンピックで日本代表として戦っている吉井裕鷹選手は2019年の練習生、翌2020-21シーズンの特別指定選手含めて5シーズン在籍。196センチと恵まれた体型で外国籍選手にも当たり負けしない守備や常にアグレッシブな姿勢は代表でも評価されている。吉井選手は、「全てのシーズンが僕には刺激的で成長を感じられ、勉強にもなった。成長できたおかげで日本代表になり日本のために微力ながら貢献できたと思っている」と感謝の思いを寄せている。

 闘志あふれるプレーでチームを引っ張ったベテランガードの橋本竜馬選手は1シーズンでの契約解除となった。「優勝を目指してがむしゃらに走ったが、自分たちの期待にもファンの皆さんの期待にも応えられずシーズンの終了を迎えた。しかし、チームとして歩んできた道のりに後悔はない」などとコメントしている。

 契約を更新したのは、2019年の特別指定選手としての加入から6季目で「エースキラー」とも称される守備や高い身体能力が特徴の小酒部泰輝選手、献身的なプレーでチームを引っ張り強いリーダーシップでチームをまとめるライアン・ロシター選手(4季目)など11選手。昨季入団しメインのポイントガードとしてプレーしたテーブス海選手は日本代表として、201センチの長身ながら成功率38%を超える3ポイントシュートや機動力を生かしたリングへのアタックなどから得点を重ねたレオナルド・メインデル選手はブラジル代表として、それぞれパリ五輪に出場している。

 11季目を迎えるザック・バランスキー選手は「いやー、この最高のチームで11シーズン目を迎えることができるだなんて想像できなかったなー。なんて幸せだ。(中略)来シーズンこそ、久々にあの最高の景色をみんなで見に行こうぜ」などと軽妙な性格を思わせるコメントを寄せている。4季目を迎えるセバスチャン・サイズ選手は「このチームは第2の家族のような温かみがある。チームのさらなる成長と成功へ向けて全力を尽くし、最高なシーズンを送れるようベストなパフォーマンスで勝利へ貢献することを約束する」と意欲を見せる。

 10月に開幕するBリーグ2024-25に向けては、Bリーグの前身となるナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)時代から2021-22シーズンまでA東京でプレーしていたベテランの菊地祥平選手が3シーズンぶりに復帰するほか、若手ガードの大倉颯太選手が新たに加入する。

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