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コスメブランド「KATE」、渋谷サクラステージに初グローバル旗艦店

黒と赤を基調にする店舗

黒と赤を基調にする店舗

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 メーキャップブランド「KATE(ケイト)」初のグローバル旗艦店「KATE TOKYO 渋谷サクラステージ店」(渋谷区桜丘町)が7月25日、渋谷・桜丘の複合施設「Shibuya Sakura Stage」SHIBUYAタワー3階にオープンする。

108色のアイカラーから好きな色を選んでオリジナルパレットが作れる

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 花王(中央区)グループのカネボウ化粧品が展開する同ブランドは、1997(平成9)年にローンチ。既成のルールに縛られることなく自由にメークを楽しんでほしいなどの思いを込めた「NO MORE RULES.」をスローガンに掲げ、トレンド感のあるメイクアップを提案。アイブロウやアイシャドウ、口紅などの人気商品を専門店やドラッグストアなどで手頃な価格で販売してきた。

 同店はブランドスローガンを体験する空間=「CORE」をコンセプトに、リアルとデジタルを融合した体験を提供する場に位置付ける。グローバル全体でブランドと消費者をつないでいくことを目的に、「情報発信地」の一つとして渋谷に出店。デジタルコンテンツを活用しながら、アジア全体でのプロモーションを強化することでアジア圏を代表するブランドに成長していきたい考え。

黒と赤を基調にした店舗エントランスでは、「既成概念からの解放」「新たな自分に出会う」をテーマにした映像を上映。壁一面には、グラフィックアーティストKAZZ ROCKさんが、「NO MORE RULES.」をテーマに渋谷のストリート感あるグラフィックで表現したというデザインをあしらっている。

 ファンデーションやアイブロウなどの化粧品をそろえる中、人気リップシリーズの「リップモンスター」を陳列する「リップモンスタータワー」では、ウェブ限定色を含めた17色、今月発売の新商品6色の計23色のシリーズ全種類をラインアップ。108色のアイカラーから好きな色を選んでオリジナルパレットが作れるウェブ限定サービスも、店舗で初めて展開する。花王の公式通販サイト限定商品であるマスカラ液やブラシ、色の組み合わせをカスタマイズできる「マイカスタムマスカラ」も実店舗では唯一扱い、AI(人工知能)技術による顔印象分析でその人に合ったマスカラを提案する「MYマスキャラメーカー」も店舗に初設置。5月に発売したメッシュソックスとソックスに「映える」ネイルカラーをセットにした「ケイト SOCKS×NAILコレクション」も扱う。

各商品は、バーチャル空間上でさまざまなメーク体験を提供するECサイト「KATE ZONE」と連動。各什器の所定の場所にスマートフォンをかざすとサイトにアクセスでき、メーク提案などのサービスが試せる。

 店頭には、AI技術とブランド独自ロジックの顔印象分析によるパーソナライズで、その人に合ったアイカラー4色をレコメンドする「世界に1台」というデジタルコンテンツ「KATE iCON BOX」や、顔を撮影することで同ブランドのバーチャル空間上に自身のアバターを生成できる「KATE MetaClone」を設置。イラストレーターNAKAKI PANTZさんがデザインした人物5人の中から好きなデザインを選び、髪の毛の色や背景をカスタマイズし、名前などを入力することでオリジナルシールを作れるサービスも用意する。ブランドの公式LINEアカウントを友達追加すると1日1回利用できる。

 営業時間は10時~21時。

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