地域独自のデザインが注目を集め、「マンホールカード」などのコレクションアイテムも登場し人気が高まっている「デザインマンホール」に特化した新拠点「HANDS マンホールベース 渋谷」が7月22日、「ハンズ渋谷店」（渋谷区宇田川町）1Aフロアにオープンした。

店内に並ぶマンホールステッカー

　日本全国で同規格となる60センチの円形マンホール。デザインマンホールは、その中でも地域にゆかりのある「ご当地」デザインを盛り込んだもので、熱心なファンは「マンホーラー」とも呼ばれる。「HANDS マンホールベース 渋谷」では、ブームの仕掛け人として知られ、1000種類以上ある「マンホールカード」の生みの親でもある山田秀人さん（NISHIMURA PROJECT）監修の下、デザインマンホール関連の商品を展開する。

　「訪れた人が日本のデザインマンホールは面白いと感じる場所」をコンセプトに、Tシャツ（4,510円）やゴルフマーカー（2,200円）、ステッカー（405円）、キーホルダー（550円～）、ミニサイズの「リアルご当地マンホール」（1,980円～）など、デザインマンホールのデザインをモチーフにした商品を取りそろえる。

　オープンを記念し、約6年ぶりにリニューアルして全国の観光案内所で販売するご当地マンホールカード「WORLD MANHOLE COLLECTION」を、全国展開に先駆けて披露。2,000円のグッズ購入ごとに1枚を進呈する。7月27日・28日の各日13時～18時には、山田さんのサイン会も開催。2,000円の購入ごとに1枚のトレカ風名刺カードを進呈し、名刺カードに山田さんがサインする（以上、無くなり次第終了）。

　山田さんは「デザインマンホールブームの発祥の地は渋谷。10年前にマンホール広報として出合ったのが道玄坂にある『ハチ公と人が描かれた』デザインマンホールだった」とコメント。今回の拠点のシンボルにも掲げる同マンホールについて、「正面からはスクランブル交差点を渡るたくさんの人が、横からはたくさんのハチ公が見えるデザイン。レアキャラ犬がいたり、中央の文字がしゃれで区切られていたりと楽しさが詰め込まれている」と魅力を語る。

　営業時間は10時～21時。