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「渋谷サクラステージ」に大型フードホール 新業態・独立系など計17店

「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」

「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」

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 渋谷・桜丘の新複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」SHIBUYAサイド4階(渋谷区桜丘町)に7月25日、フードホール「FOOD MET」がオープンする。

「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」各店で提供するメニューのイメージ

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 桜丘町は、地元民やビジネスパーソン、来街する若者など、再開発以前から多様な人たちが集まる場所だったことから、「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」「渋谷 By STREET」「404 Kitchen」の3エリアに、計17店舗を集積。桜丘エリアの「新たな商店街」を表現するという。

 「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」には、ビアレストラン「SHIBUYA BREWERY」(140席)を中心に、テイクアウトの飲食店7店も含めた計8店舗を集める。各店の前やJR線の線路を見下ろせる窓際などに共用の60席以上を設ける。昼時はフードコートとして、同エリアの200席以上を自由に使える。モバイルオーダーを導入することで、同施設内のオフィスフロアで働く約1万人のビジネスパーソンにも使えるようにするほか、どの席からでも各店の料理が楽しめる。

 「SHIBUYA BREWERY」は「ビール造りはまちづくり」をコンセプトに、醸造設備を併設。店内でオリジナルビールを醸造する。オープン後に申請を始め、年末には同所で醸造した最初のビールを提供できる見込み。そのため、オープン時は、各地のブルワリーにレシピを提供して醸造してもらった同店オリジナルビールを提供する。ゲストビールやビアカクテルに加え、フライドポテトなどのフードを扱う。

 出店するのは、表参道のフレンチ「LATURE」の室田拓人シェフが国産食材を使って作る新業態のピザ店「Ciel Pizza」、代々木上原の「メゾンサンカントサンク」などを手がける丸山智博さんがメニューを監修し唐揚げなどを提供する「プレフリトーキョー」、永福町の「中華可菜飯店」の五十嵐可菜シェフがメニューを監修する点心中心の中華料理店「中華可菜点心」など。

「渋谷 By STREET」には、異なる業態の6店舗が軒を連ねる。和食居酒屋「和食・酒 えん」、百貨店などの食品売り場に展開する総菜店「和食屋の総菜 えん」などを展開する大東商事(桜丘町)が運営を手がける。

 店舗は、季節の食材で作る和食を日本酒や焼酎で提供する「酒場ジャロウ」(51席)、手包みする水ギョーザやチンジャオロース、ルーロー飯、担々麺などをそろえる「水餃子(ギョーザ) MR.LEE」(51席)、ソウルミュージックが流れる店内で握りやあて巻き(酒のつまみになるような細巻き)、いなりなどとワインを提供するカジュアルすし店「SUSHI SOUL」(42席)、「定番部位」に注力した肉やキムチ、ナムルなどの一品料理を提供する焼き肉店「焼肉78(ナナハチ)」(42席)、オープンカウンターの鉄板で調理する和牛のステーキやハンバーグなどを提供する鉄板ステーキ専門店「鉄板BANANA STEAK」(34席)、自家製のコーントルティーヤで作るタコスなどを提供する恵比寿にも出店するメキシカンダイナー「LA ESWUINA」(48席)。

 「404 Kitchen」はポップアップレストランが出店するエリア。「チャレンジ」をテーマに若手シェフなど店舗を持っていない個人などが出店。オープン時には、広尾のミシュラン1つ星「熟成鮨(ずし)万(よろず)」が「タイパ」を意識し1人前5貫=3,300円で提供するすし店「熟成鮨 万~離れ~」、千葉出身の共同経営者2人が地元産の銘柄豚「林SPF」と野菜をメインに使った料理を提供する立ち飲み店「立ち飲みJUCCCY」の1年限定出店などを予定する。

 営業時間は11時~23時(一部店舗により異なる)。

 同フロアには、フードとカルチャーが交わるフロアとして、「404 Kitchen」を擁するインディークリエーターの拠点「404 Not Found」や、書店「TSUTAYA BOOKSTORE」なども同日オープンする。

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