休館中の渋谷の文化複合施設「Bunkamura」(渋谷区道玄坂2)の館内ツアー「Bunkamuraクルーズ」が8月16日に開催される。
1989(平成元)年9月、オペラやバレエなどのステージを展開するオーチャードホール、演劇を中心とした舞台表現の劇場であるシアターコクーン、美術館のザ・ミュージアム、ヨーロッパ映画を中心に上映する映画館のル・シネマ、ギャラリー、カフェなどを併設した「複合文化施設」として開館した同施設。隣接する東急百貨店本店の再開発に伴い、昨年4月10日以降、日曜・祝日を中心に公演するオーチャードホール以外は休館している。
今回、昨年11月に開業した「渋谷サクラステージ」(桜丘町)や今月8日に開業した「渋谷アクシュ」(渋谷2)、今月21日のJR渋谷駅新南改札移転開業などに合わせたまちびらきイベント「SHIBUYAまちびらき2024-あたらしい景色をソウゾウしよう-」の一環として、館内ツアーを実施する。
同施設は、ルーブル美術館の内装やオルセー美術館の改装を手がけたことでも知られる仏建築家ジャン=ミシェル・ヴィルモットさんが「船」をモチーフに設計。ツアーでは、参加者が建築としての意匠をたどりながら「豆知識」トークを交えながらオーチャードホールなど館内を周遊。通常営業中には入ることができない舞台にも上ることができるという。
開催時間は17時~18時、19時~20時。参加料は500円。定員は各回20人。現在ピーティックスで申し込みを受け付けている。