渋谷のまちづくりに関するシンポジウム「第6回渋谷都市シンポジウム」が7月10日、渋谷・美竹通り近くにある地域住民の文化やコミュニティー活動の中核となる施設「シニア・いきいきコミュニティ・美竹の丘」2階多目的室(渋谷区渋谷1)で開かれる。主催は一般社団法人渋谷再開発協会。
渋谷再開発協会は1964(昭和39)年に設立。当時渋谷に大規模な再開発が無かったことから、渋谷の地盤沈下を案じて再開発協議会を設立し、今後の渋谷を検討しようと発足した渋谷再開発促進協議会が前身。地元・行政・事業者現在約110団体・企業(電力・ガス・不動産・鉄道など)が一体となり渋谷のまちづくりに関連する検討を行っている。
「渋谷らしさ」を生かして持続的に多様な人たちを引き付け、新たな価値を生む街にしたいと考える同法人は、産業振興の観点からイノベーションを起点にした経済開発戦略「渋谷計画2040」を2018(平成30)年に策定。今年3月には1年の検討期間を経て、渋谷のまちづくりを「まちの使い手(=まちで活躍する人々)」の視点からまとめた「渋谷計画2040-まちづかい戦略-」を策定した。
当日は、パネルディスカッション「あらたな文化を生みつづける街へ」を開催。長谷部健渋谷区長や「渋谷計画2040」策定委員会の委員長を務める東京都市大学准教授の中島伸さん、策定委員会のアドバイザーでパノラマティクスを主宰する斉藤精一さんを招いたパネルディスカッション「誰もが面白いことに出会い関り挑めるまち」(仮)と、渋谷区産業観光文化部部長の宮本案芸子さん、カルチュア・コンビニエンス・クラブの執行役員CSO兼CCOの杉浦敬太さん、東急の執行役員で文化・エンターテインメント事業部長、東急レクリエーション社長の木村知郎さんを招く。
開催時間は15時~17時(受付開始は14時30分)。参加料は1,000円。定員30人。ユーチューブでのライブ配信(閲覧無料)も予定する。