シブヤ経済新聞の2024年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、3月に代々木上原にオープンした和菓子店「オオノ餅店」を紹介した記事だった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 代々木上原に和菓子「オオノ餅店」 フルーツ大福「弁才天」創業者が新事業(3/16)
2. 渋谷サクラステージに書店「TSUTAYA BOOKSTORE」 在庫16万冊(3/18)
3. 渋谷二丁目の大型複合施設「渋谷アクシュ」、7月開業へ テナント15店発表(5/21)
4. 渋谷駅近くに韓国発バーガー「マムズタッチ」日本1号店 マック跡に(3/11)
5. 笹塚に北海道グルメ専門店「北海道ソウルフード」 ラーメンや丼、物産販売も(6/26)
6. 渋谷サクラステージに「スターバックス ティー & カフェ」 都内4店舗目(2/16)
7. 神宮前交差点の新商業施設「ハラカド」、テナント詳細発表 4月開業へ(2/8)
8. 代々木公園で「スリランカフェスティバル」 フード出店、ステージなども(6/11)
9. 渋谷のドン・キホーテ新業態「ドミセ」1号店が閉店 約8カ月で早期撤退(4/7)
10. 恵比寿の老舗イタリアン「コルシカ」復活 10年勤めたシェフが店継承(3/19)
「オオノ餅店」は、駅周辺の繁華街からはやや外れた通りに約3坪のコンパクトな造りで出店。フルーツ大福ブームの火付け役ともなった人気チェーン「弁才天」創業者の大野淳平さんが新たに仕かけた店ということもあり注目を集めた。2位は、昨年11月に完成し、今年7月にまちびらきを控える大型複合施設「渋谷サクラステージ」の書店「TSUTAYA BOOKSTORE」の記事がランクイン。近年渋谷駅周辺の大型書店の閉店が続く中でのオープンということもあり期待の声も聞かれた。
3位は、渋谷駅東口のビル4棟(旧シオノギ渋谷ビル・旧渋谷アイビスビル、旧渋谷東宝ビル、旧太陽生命渋谷ビル)を一体的に建て替える再開発「渋谷アクシュ」について報じた記事。1~4階の商業レイアには飲食店など15店舗が入る。
4位は韓国発バーガーブランド「マムズタッチ」の日本常設1号店がスクランブル交差点近くにオープンしたことを伝えた記事がランク入り。同店をはじめ、海鮮丼やラーメンなど北海道グルメを提供する笹塚の新店「北海道ソウルフード」など、飲食店の新規オープンに関するニュースが上位に複数ランクインした。
渋谷サクラステージ関連では、「スターバックス ティー & カフェ」のオープン記事も6位につけたほか、7位には、原宿・神宮前交差点の一角に4月にオープンした「東急プラザ原宿『ハラカド』」の記事もランクインするなど、渋谷や原宿かいわいの再開発にも高い関心が寄せられた。も
このほか、8位には代々木公園で6月に開かれた「スリランカフェスティバル」の告知記事がランク入りし、代々木公園や「恵比寿ガーデンプレイス」でのイベント告知記事は20位以上にも複数のネタが入るなど、フードやライブなどを展開する屋外イベントの記事が人気を集めた。