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渋谷に「LINE FRIENDS」大型旗艦店 BT21限定品や日本初ブランドも

1階の様子

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 キャラクターブランド「LINE FRIENDS(ラインフレンズ)」の大型フラッグシップストア「LINE FRIENDS SQUARE SHIBUYA」(渋谷区神南1)が6月26日、渋谷・公園通りにオープンした。経営はLINE Friends Japan(品川区)。

日本初展開の「COLLER」のコーナー

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 コミュニケーションアプリ「LINE」のスタンプから始まったラインフレンズは、クマの「ブラウン」などオリジナルキャラクターをはじめ、韓国の7人組グループBTSと開発した「BT21」、LINEユーザーが同アプリのスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」から誕生した「うさまる」などさまざまなIP(知的財産)のグッズを展開している。

 実店舗は2014(平成26)年に原宿・明治通りでオープン後、2018(平成30)年に同じ明治通り沿いに移転したが、コロナ禍を機にデジタルに注力するため2022年に閉店していた。触り心地を確かめるなどリアルでないとできない買い物体験に加え、さまざまなコンテンツを用意して、「ファンがさらにファンになる」「ファンが集う公園のような場所」として昨年から韓国で「LINE FRIENDS SQUARE」として実店舗の再出店を始めた。

 渋谷の店舗は世界4店舗目で日本1号店となる。ラインフレンズのIPは「グローバルにファンがいる」ことからインバウンド客が多いことや、ファン層はM・Z世代がコアとなるが、親子などレンジは広がっていることから、幅広い年齢層の消費者が来街することなどから渋谷への出店を決めた。

 店舗は、地下1階~地上2階の3フロアで広さは300坪弱。ガラス張りのファサードにはキャラクターのビジュアルを掲出するほか、店舗内外にビジョンを設置。店内随所にフォトスポットとなる装飾を施している。

 店内はフロアごとに異なるコンセプトで設計。地下1階はキャラクターやアーティストの世界観に没入できるような体験型のフロアで、現在は渋谷の店舗のみで展開。プロジェクター12台で壁面と床面に映像を流すなどして没入感を演出するメディアゾーンと、ショッピングエリアを併設する。

 地上1階では、オリジナルキャラクターやBT21などのグッズを販売。BT21のグッズは、TOKYOの文字が入ったフェースタオル(2,200円)、忠犬・ハチとコラボレーションしたぬいぐるみ(2,420円)、ダイカットステッカー(330円)など同店限定商品も展開。触れて写真が撮れるBTSメンバーの手形や、撮った写真が紙に印字されてすぐに出てくる韓国発の「レシート写真機」(体験無料)も設置する。

 2階では、恐竜のキャラクター「JOGUMAN」、韓国の10人組グループ「TREASURE」の公式キャラクター「TRUZ(トゥルーズ)」のグッズなどを扱う。バッグやスマートフォンケース、ポーチなどにキャラクターや花・星などのデザインの「スティコン」と呼ぶパーツを付けてカスタマイズできるオリジナルのライフスタイルブランド「COLLER(コレ)」は日本初展開となる。同フロアではポップアップ企画も随時展開していく。

 7月15日までは、韓国の5人組グループ「NewJeans」のポップアップを地下1階と地上2階で展開。地上2階では、藤原ヒロシさんがグループ名やメンバーの名前を日本語やハングル文字、英字でデザインしたフォントとタイプフェースをあしらうTシャツやバンダナなどの日本限定商品や、同グループのキャラクター「Tokki(トッキ)」をアレンジした新キャラクター「bunini(バニニ)」のグッズなどを展開。地下1階ではメンバーのコメントやバニニなどの動画を流すほか、トッキと「お花」が融合した村上隆さんとコラボレーションしたアイテムを販売する。メディアゾーンは事前予約制で、すでに全日程分予約が埋まっているという。

 同社のキャラクタービジネス・マーケティングマネジャーの浅野恵代(やすよ)さんは「ファンが聖地のようにいつでも集えて、好きなキャラの商品を選んで楽しめる、コミュニケーションの中心となるような場になれば」と話す。

 営業時間は11時~20時。

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