渋谷区をホームタウンとするバレーボールクラブ「東京グレートベアーズ」の深津旭弘選手が、今夏開催されるパリオリンピック(五輪)バレーボール男子日本代表に内定した。
1987(昭和62)年生まれの深津選手は、身長183センチでポジションはセッター。V1リーグ(来季からはSVリーグ)2023-24シーズンから東京グレートベアーズでプレーしている。2010年度日本代表登録メンバーに選出されたほか、2015(平成27)年にはアジア選手権で優勝を経験。2022年にはアジアカップの準優勝に貢献し「べストセッター」を受賞するなど経験豊富なベテランだが、五輪への出場(内定)は初めて。
東京グレートベアーズはFC東京バレーボールチームを前身に2022年にネイチャーラボ(渋谷区広尾1)が設立。創設3年目にして初の五輪出場内定選手となる。
初の五輪内定に「いろいろな思いがある」という深津選手。「全てをかけてオリンピックに臨み、チーム一丸で、感謝の気持ちを忘れずに戦いたい。どんなプレーでもいいのでチームの勝利のためにバレーボールをしたい。目標であるメダル獲得に向け、いい準備をしたい」とコメントを寄せている。
競技日程は7月27日~8月10日。組み合わせは6月27日1時(日本時間)に行われる抽選会で決まる。