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東急百貨店、総面積約3万平方メートル・渋谷の「食の3拠点」で連動企画

西日本の屋台飯として知られる「はしまき」

西日本の屋台飯として知られる「はしまき」

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 「渋谷 東急フードショー」「東横のれん街」など東急百貨店が渋谷で展開する食の3拠点で6月27日から、食体験の発信・提供を図る「SHIBUYA FOOD DUNGEON」が展開される。

包み焼きピザ「カルツォーネ」

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 今年11月に創業90周年を迎える同社は、1934(昭和9)年に駅舎と一体の建物に関東初の私鉄直営ターミナルデパートとして「東急百貨店」(旧東横店)をオープンし、1967(昭和42)年には旧本店を出店。両店共に再開発に伴い営業を終了したが、同社は現在も、渋谷ヒカリエ内の商業施設「ShinQs」や「渋谷 東急フードショー」、渋谷スクランブルスクエア内の「+Q (プラスク) ビューティー」「+Q (プラスク) グッズ」、「東急フードショーエッジ」など、旧本店や吉祥寺店などと同等の約3万平方メートルの売り場を渋谷で展開している。

 創業の地であり同社の拠点でもある渋谷を、これまでと同様に「盛り上げる一翼を担う」と位置づける中、「渋谷で、 あなたの街で」というメッセージを掲げ、特設サイトを開設。中でも、生活で密接に関わり「日常生活を豊かにするのに欠かせない」フードやコスメは、同社が「より強みを発揮できるカテゴリー」として渋谷の店舗でも大半の売り場を占める。両カテゴリーで「新しい・楽しい」提案をすることで、渋谷から自社の各店への広がりを目指し、フード、コスメに焦点を当てた企画を展開している。

 今月23日まで展開している「SHIBUYA BEAUTY JAM」ではShinQs、+Qビューティー、「SHIBUYA109渋谷店」内の「ドレステーブル by ShinQs ビューティー パレット」で、限定商品の販売や購入特典、メーキャップアーティストによるメークイベント、ポップアップショップの出店などを行っている。

 「SHIBUYA FOOD DUNGEON」は、東急フードショー、東横のれん街、東急フードショーエッジで開催。約240ショップで構成している計約9700平方メートルにわたる食の3拠点は、多様な食材や料理を展開していることなどから「『ダンジョン』のような場所」と表現する。

 東急フードショーには「シブヤスタンド」、東横のれん街には「スイッチテーブル」、東急フードショーエッジ「シブヤスタンド」とそれぞれイートインスペースを設けていることもあり、気軽に食べられる「ワンハンドフード」に着目。静岡抹茶を練り込んだ抹茶あんにブラックココアのクッキーをトッピングする「抹茶クッキーだんご」(東急フードショー「和菓子 楚々」、同281円)、チーズなどの具材を入れた包み焼きピザ「カルツォーネ」(東横のれん街「アントニオ」、同486円)、西日本の屋台飯として知られる「はしまき」(東急フードショーエッジ「九條屋」、同351円)などを紹介。渋谷で働くオフィスワーカーや来街者らに「『うまい』を探し出す冒険をしてほしい」とアピールする。

 営業時間は、ShinQs=11時~21時(日曜・祝日は20時まで)、+Qビューティー、ドレステーブル by ShinQsビューティー、東急フードショーエッジ=10時~21時、渋谷 東急フードショー=10時~19時。7月10日まで。

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