著名人らがトートバッグをデザインする「ROOTOTE(ルートート)チャリティーイベント」の展覧会が6月13日、代官山のギャラリー「モンキーギャラリー」(渋谷区猿楽町、TEL 03-3464-3766)で始まった。
トートバッグブランド「ルートート」による企画。趣旨に賛同した各界で活躍する著名人が、無地のトートバッグ「トート・アズ・キャンバス」をキャンバスに制作した作品を「Yahoo!オークション」(今月20日~)で販売。売り上げ全額を「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」に寄付し、能登半島地震で被災した子どもたちなどへの支援に充てる。
18回目を迎える今回は36組が参加。卓球・伊藤美誠選手は、母親と愛猫を描いたほか、ブライダルデザイナーの故・桂由美さんと「ユミカツラ」クリエーティブチームは、石川が箔(はく)や漆でも知られることからゴールドのリボンと「ユミカツラ」のビンテージドレスを組み合わせて半立体のバラ1輪をデザイン。声優の林勇さんは靴を描き「はじめの一歩」を表現した。歌手・アーティストの西田あいさんは、色を感情に見立ててさまざまな色を重ねることで人の心を表したという。
アイドルグループ「OCHA NOMA」のメンバーで石川県出身の中山夏月姫(なつめ)さんは、「すごく四季を感じられる場所」の中でも「大好き」という桜を、手芸を取り入れてデザインした。そのほか、俳優の松重豊さんやプロバスケットボール選手・森井健太選手(横浜ビー・コルセアーズ)、お笑い芸人・もう中学生さんらが参加している。
開催時間は10時~19時。入場無料。今月26日まで。