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代官山に焼き芋カフェ「東京秘蜜喫茶」 「いもがーる&ぼーい」一日店長も

主力の「秘蜜な焼き芋 熟成プレミアム」(600円)

主力の「秘蜜な焼き芋 熟成プレミアム」(600円)

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 石焼き芋カフェ「東京秘蜜喫茶」(渋谷区代官山町)が6月1日、代官山・キャッスルストリートにオープンした。経営は秘蜜開発(神宮前6)。

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 2018(平成30)年に始めた焼き芋ブランド「秘蜜な焼き芋」初のカフェ業態。ブランド設立当初は渋谷や新宿、下北沢などにキッチンカーで出店し、2020年1月には表参道にテイクアウトメインの初の常設店をオープンしたが、ビルの取り壊しに伴い3月に閉店していた。新店では焼き芋のほか「焼き芋モンブラン」などのスイーツも提供し、昨年からカフェやスイーツ店などの出店が続くキャッスルストリート沿いのビルの地下1階に20席を用意する。

 インスタグラマー、TikTokerなどのインフルエンサーの中からオーディションで選んだ「いもがーる」「いもぼーい」が焼き芋をアピールするスタイルは継続。週末をメインに「一日店長」として店頭に立つ。「これまで総勢約380人が『いもがーる』『いもぼーい』を務めてきた。私自身も『いも社長』としてこの事業を広めてきた」と、同社社長の釜谷あすりさん。

 ブランド名の「秘蜜」は、「蜜蜜しい焼き芋」と「秘密」をかけ合わせた造語。自社農園で栽培する「紅はるか」を、「芋が回ることで満遍なく熱が伝わる」(釜谷さん)と言う独自の遠赤外線マシンで2度焼きして提供する。「1回焼いて寝かせてから、2回目は出すときに焼く。しっとり感やねっとり感が出て、砂糖などを使わない無添加のスイートポテトのようになるのが特徴」だという。

 焼き芋メニューは、定番の「秘蜜な焼き芋 熟成プレミアム」(600円)などをはじめ、焼き芋とバニラアイスの上に芋ペーストを客の目の前で搾ってかける「秘蜜な焼きいもんぶらん」(1,800円)、焼き芋を使ったパフェ「焼き芋ア・ラ・モード」(1,000円)などの新メニューをそろえる。

 ドリンクは、中東で飲まれているスムージー「マージュン」(700円~)を新たに取り入れ、イラン産のデーツ(干しナツメヤシ)ブランド「王様のデーツ習慣」やフルーツなどを使ったものを提供。コーヒー(デーツ付き、600円)、メロンクリームソーダ(700円)なども用意する。店では貸し切りや誕生日などのイベントにも応じる。

 営業時間は11時~16時。6月・7月は土曜・日曜のみ営業、8月からは木曜・金曜・土曜・日曜営業。

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