ネズミのキャラクター「ねずみのANDY」のカフェ「ANDY CAFE」(渋谷区代官山町)が6月2日、代官山・八幡通り沿いにオープンした。経営はアンドアール(代官山町)。
しっぽがないネズミの男の子「ねずみのANDY」は、アーティスト松本セイジさんが描くアート作品のキャラクターとして誕生。2017年に米ニューヨークのカフェで開いた個展で発表したのが始まりで、名前は表情が「そっくりだった」ことから描き始めた頃に飼っていた犬の名前から付けた。中心ファン層は20~30代の女性がという。
同社は雑貨のOEMやODM、ライセンスエージェント業などを手がけており、同キャラクターのライセンスも所持。同キャラクターの雑貨も展開してきたが、「『ねずみのANDY』の拠点ができたら」という松本さんとの会話の中からカフェを企画した。同社が飲食店を手がけるのは初となる。
店舗面積は36坪。席数は45席を用意。白や木を基調にした店内には、同キャラクターのイラストを描くなどしている。
メニューは、「毎日のコーヒー」(M650円、L750円)などのドリップコーヒー、カフェラテ(同700円、同900円)、モカ(同750円、同850円)などのエスプレッソ、ミルクティー(同700円、同800円)などのティー、無添加りんごジュース(500円)などのキッズ向けドリンクなどをラインアップ。蜂蜜やチョコレートなどの味を用意するドーナツ(400円~)、クロワッサン(400円)も用意する。客単価は700円~1,200円。
店頭では、マグカップ(2,000円)、Tシャツ、タンブラー(各4,500円)など、カフェのロゴをあしらうカフェ限定のグッズ、松本さんの活動拠点・長野にある美谷島養蜂の蜂蜜(1,400円)などを販売する。
営業時間は8時~19時。