マラサダ専門店「THE MALASADA TOKYO(マラサダ トウキョウ)恵比寿店」(渋谷区東3)が恵比寿にオープンして、6月6日で1カ月がたった。経営はヴィガーアンドルックス(代官山町)。
ポルトガル発祥のマラサダは、ハワイの老舗店「レナーズベーカリー」での人気からハワイ定番の菓子としても知られるようになった揚げパン菓子。「マラサダ トウキョウ」は同社が昨年1月に1号店を下北沢にオープン。コロナ禍でハワイに行けない人たちに向け、同社の川口真央社長が「日本でもハワイを感じることができるように」との思いから出店した。マラサダは店内での調理や粉の配合などにこだわり、「ハワイの味を残しながら日本人の口に合うように」開発したという。
恵比寿店は、昨年9月にオープンした吉祥寺店、大阪・松原店に続く4店舗目で、場所は渋谷川近くの駒沢通り沿い。下北沢本店はテイクアウト専門だが、恵比寿では吉祥寺店と同様にイートインスペースも設け、マラサダのほかホットドッグ、ポテトなどのイートイン向けメニューも提供する。席数は、店内=カウンター8席・テーブル8席、店外=ベンチ4席の計20席。
マラサダは、定番の「プレーン」「きなこ」「シナモン」(以上330円)、「カスタード」「濃厚生クリーム」「特製カレー」(以上400円)をはじめ、毎月固定の平日限定メニューも用意。週替わりで週末限定メニューも投入し、6月は8日・9日=「ココナツクリーム」、15日・16日=「ココチョコ」、22日・23日=「クッキー&クリーム」、29日・30日=「抹茶」をラインアップする。
イートイン限定は、ホットドッグ(380円~)やスープ(480円)、ハッシュポテト(180円)など。ドリンクはコーヒーやコーラ(以上280円)、スムージー(バナナ・ベリー・グリーン、各580円)などをそろえる。
オープンして1カ月がたち、ファミリー層の多い吉祥寺店などに対し、平日は恵比寿周辺に勤める一人客も目立つほか、週末限定のメニューを目的に訪れる客も多いという。
営業時間は11時~20時。