恵比寿のホテル「ウェスティンホテル東京」(恵比寿ガーデンプレイス内)の庭園「ウェスティンガーデン」に6月6日、「あじさいの庭」がオープンした。
10月に迎える開業30周年記念事業の一環。ウェスティンガーデンは2013(平成25)年にランドスケープアーティストの石原和幸さんのデザインで誕生。面積は479.97平方メートル。300種類以上の植物を植えている。宿泊客や近隣住民が散策などで来園しているという。
園内にはかねてアジサイは植えていたが、品種・株数を増やして新設した「あじさいの庭」には、鎌倉の海光山慈照院長谷寺から贈呈されたアジサイ「かまくら」1株を中心に、色や咲き方などがさまざまなアジサイ計16種類計約50株を植えた。かまくらは、同寺で命名されたアジサイで、咲き進むに連れて紫に近い濃青色になるのが特徴。7月初旬ごろまでが見頃だというが、かまくらは遅咲きのため約2週間後が見頃を迎える見込み。
1階のロビーラウンジ「ザ・ラウンジ」とエグゼクティブバー「ザ・バー」では併せてアジサイをイメージしたドリンクを限定提供する。メニューは、ジンをベースにバラやスミレなどを使った花のリキュールを香らせ紫色のグラデーションに仕上げる「華しずく」(2,300円)と、ヨーグルトとカルピス、蜂蜜を合わせてトップに青いエディブルフラワーを飾るノンアルコールドリンク「花れん」(1,800円)。提供は7月7日まで。
ウェスティンガーデンの開放時間は8時ごろ~日没。