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渋谷に魚介メインのイタリアン「モンテロッソ」 日建リース工業直営店

自社養殖場から直送する「三保サーモン」のカルパッチョ

自社養殖場から直送する「三保サーモン」のカルパッチョ

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 魚介をメインとするイタリアン「港町のイタリアン モンテロッソ」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-5458-7065)が5月30日、渋谷駅近くの渋東シネタワー地下1階にオープンする。

エントランスの様子

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 仮設用仮設資材やハウス備品などのレンタル事業を主業とする日建リース工業(千代田区)が手がける飲食店となる同店。同社は2017(平成29)年に水産業を開始し、二酸化炭素濃度を上げた海水で魚を輸送する「活魚ボックス」のレンタル、活魚の備蓄・加工・納品までを行う販売事業、地下海水を活用した陸上養殖事業を展開してきた。今回、生産者や流通事業者と消費者をつなぐ役割となる飲食店をオープンすることで、双方の声をフィードバックする流通網を作り水産業を盛り上げたい考え。

 30代前後の女性をコアターゲットにイタリアン業態を選び、ターゲット層が多いエリアと判断し渋谷に出店した。店舗面積は約50坪。席数は80席。店名はイタリア北西部の世界遺産「チンクエ・テッレ」の集落の一つに由来し、店内は色とりどりの家屋が並ぶ同エリアの風景をイメージしたという。

 メニューは、自社養殖場から直送する「三保サーモン」や「三保松さば」のカルパッチョ(各1,600円)、自家農園で手摘み収穫するバジルなどを使う自家製生パスタ「鯛の生ハムと自家製ジェノベーゼ」(1,350円)、伊豆の漁港から直送する魚介を使うアクアパッツァ(2,000円)、伊ナポリ発祥の貝の形をした伝統菓子「スフォリアッテラ」(300円~)など。活魚ボックスを使って魚介を仕入れ鮮度が落ちるのが早いことから、県内でしか食べられないという「モサエビ」を産地直送で使うメニューも用意する。

 ドリンクは、自社農園で栽培したブルーベリーを使うスムージー(650円)、ワイン(グラス650円~、ボトル2,800円~)、赤・白・スパークリングまたはロゼスパークリングのワイン3種類飲み比べ(1,200円)、カクテル(650円~)、コーヒードリンク(400円~)などをラインアップする。想定客単価は4,500円~6,000円前後。

 営業時間は11時~22時30分。

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