京王井の頭線の駅や施設などで回収した古着を販売するイベントが6月1日・2日、笹塚駅北口広場(けやき広場)で開催される。
京王電鉄(多摩市)とヒトカラメディア(世田谷区)が運営する、エリアを起点とした事業共創プログラム「KEIO AREA OPEN INNOVATION PROGRAM『ROOOT』」の実証実験。同プログラムではスターとアップをはじめとした外部パートナーと地域の課題解決や価値創造を目指している。
今回のイベントは、同プログラムの採択事業の一社「FASHION X」(大田区)との共同事業となる。今月8日から、古着店が多く点在する下北沢や、明治大学前など、井の頭線や京王線の一部の駅や施設に専用のボックスを設置し、古着を回収している。
初日の1日は「20代」「女性」「レトロ好き」をターゲットにセレクトした古着を販売する「SASAZUKA FLEA MARKET」、2日は30~40代の「子育て世代」をターゲットにした子ども服を1点300円前後で販売する「KIDS/BABY FURUGI MARKET」と題して開催。実証実験を通して、古着の活用方法を検証しリユース販売することで、京王沿線で衣類を循環させることや資源・エネルギーの節約、CO2削減による地球環境の負荷低減、駅利用の新たな価値創出に寄与したい考え。
開催時間は11時~18時。参加無料。雨天・荒天中止。