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「ローストビーフの店 鎌倉山」、恵比寿に新業態店 カウンター席中心に

カウンター席をメインにした「ローストビーフの店 鎌倉山 恵比寿店」(写真=店内)

カウンター席をメインにした「ローストビーフの店 鎌倉山 恵比寿店」(写真=店内)

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 レストラン「ローストビーフの店 鎌倉山」の新業態店となる「恵比寿店」(渋谷区恵比寿1、TEL 03-6459-3071)が5月7日、恵比寿駅東口にオープンした。経営は「レストラン鎌倉山」(神奈川県藤沢市)。

カウンターで切ってサーブするローストビーフ

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 「ローストビーフの店 鎌倉山」は1971(昭和46)年、鎌倉で創業。客の目の前でスライスし提供する黒毛和牛のローストビーフを主力に、鎌倉の「本店」をはじめ、横浜、二子玉川にも直営店を展開してきた。恵比寿エリアへは初の出店で、JR恵比寿駅東口を出てすぐのビル6階に、カウンターを中心とした店を構える。

 席数は、カウンター(16席)、個室2部屋(6席と8席)の計30席。黒を基調とした内装は、「クラシックな美しさ」「上品さ」などを意識し、既存店同様のデザインを踏襲した。カウンター越しで調理し提供する新たなスタイルで、前菜からメインまで肉料理でそろえる同店のみの「肉尽くしコース」を用意する。

 旬の食材や、A4クラス以上の黒毛和牛のロース、ヒレ、モモなどの部位を料理に合わせて使い、品書きはその日によって変える。肉尽くしコースは2種類で、「コースI」(1万9,000円)は、コンビーフと肉料理2種類、スープ、炭火焼き、ローストビーフ(野菜の炭火焼き添え)、サラダ、パン、デザート・コーヒーで構成。「コースII」(2万9,000円)は、さらにチーズの盛り合わせや、キャビア・トリュフなど高級食材を添えたメニューを並べる。既存店で出す通常のコース(1万5,000円~)も提供する。

 アラカルトは、和牛ローストビーフ(150グラム、もも1万500円、ロース1万2,000円、ヒレ2万1,000円)、和牛ステーキ(180グラム、1万500円~)、和牛炭火焼き(180グラム1万円~)、和牛のユッケ風(6,000円)など。ランチはサラダやローストビーフ、デザートなどが付くコース(A9,000円、B1万3,000円)を用意。

 アルコールは、シャンパン(グラス1,800円、ボトル1万3,000円~)、ワイン(グラス1,400円~、ボトル7,500円~)、ビール(800円~)、カクテル(900円~)、日本酒(1,200円)、ウイスキー(1,400円)などをそろえる(以上、税・サービス別)。客単価は、ランチ=1万3,000円~1万4,000円、ディナー=2万2,000円~2万3,000円。

 カウンターの中で料理の腕を振るう藤井修生店長は、22年前に入社。全ての店で厨房(ちゅうぼう)に立ってきた。「ローストビーフだけでなく、おいしい肉を使った料理を出している。目の前で調理したり盛り付けたりするところなどを見てゆっくり食事をして楽しんでいただければ」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時30分~23時(ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~21時、以上ラストオーダー)。日曜定休(月曜が祝日の場合は日曜営業・月曜休み)。

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