メーキャップアーティスト・イガリシノブさん初の個展「イガリシノブ展~人は街のあかりである~」が6月8日から、ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)6階の「ラフォーレミュージアム」で開催される。
1979(昭和54)年生まれのイガリさんは、バンタンデザイン研究所を経てロンドンに渡り、2005(平成17)年から人気サロン「ビュートリアム」のヘアメークチームに所属。雑誌やテレビ、広告など幅広く活躍する中で、ユニークな発想や「骨格理論」から生み出す独自のメーク方法が「イガリメーク」「おフェロメーク」などと呼ばれブームに。初の著書は発行部数10万部を超え、プロデュースするコスメブランド「WHOMEE(フーミー)」も人気を集める。
メーキャップアーティスト活動20周年を記念して開く同展。会場では、「おフェロメーク」「描きま」「鼻根ハイライト」など話題を呼んだメークを、年表なども使い紹介。来場者自身でチャームポイントを見つけられる「骨格理論」の体感ブースや、イガリさんが選んだコスメ「イガリシノブアワード」の展示・販売スペースも展開。「コスメロス」の削減とアートの楽しさをかけ合わせた「KATE ZOO」コーナーでは、コスメブランド「KATE」とコラボレーションし、使われないコスメの中身を特殊処理した絵の具「SminkArt」で子どもたちが塗り絵を楽しめるようにする。
会期中、イガリさんによるメーキャップ講座や、ゆかりのあるゲストを招いたトークイベントを開催。同展に合わせイガリさんが発案し、イラストレーター・ウチボリシンペさんが描き起こしたキャラクター「イロパカ」「チョメダカ」のぬいぐるみをセットで付けるカタログも販売する。
開催時間は11時~20時。入場料は、一般=1,000 円、大学生・専門学生= 800円、中高生=500円、小学生以下無料。グループメーキャップ付き入場券は6,000円。6月23日まで。