屋外の屋上スペースでスモークをたき「雲海」を表現する、緑茶ブランド「綾鷹」のプロモーションが5月9日、明治神宮前交差点の商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」（渋谷区神宮前6）6階・7階の屋上テラスで始まった。

スモークで雲海を表現する「MYSTICAL UNKAI」エリア

　コカ・コーラシステムが展開する綾鷹は、4月に7年ぶりにリニューアル。「リアルの体験の強さが心を動かすきっかけになるのでは」と考え、体験型イベントを企画した。中心購買層が40～50代の中、原宿・表参道で「自分自身で緑茶を購入し始めるスタートポイント」と位置付ける20～30代を中心とした若年層へのアプローチを図る。

　イベント名は「綾鷹 雲海イマーシブ茶会」。4月にオープンしたという話題性もあり同施設での展開を決めた。「喧騒から離れて自分のリズムを取り戻す」きっかけになることを目指し、都会の中の異空間として「雲海」をイメージした演出を取り入れる。今年のZ世代のトレンドとして、高原や川などで過ごす「自然かいわい」がキーワードの一つとして予測されていることも意識した。

　会場内は、噴出する煙を冷却するスモークで雲海を表現する「MYSTICAL UNKAI」エリア、空を映す鏡と雲をイメージしたクッションを置く「SKY SURROUND」などで構成。明治神宮前の交差点を臨む階段の「TENKU-GATE」にはスモークと、雲と同じ大きさの水粒のミストを噴出し、階段にはクッションを置く。空間に合わせて「リラックスできるような」音楽も、朝・昼・夜で変えながら流す。MYSTICAL UNKAIのスモーク演出は9日～12時、18日・19日の11時～18時（1時間ごとに1回のみ）に行う。

　開催時間は11時～21時（初日は15時～、18時以降はミストの演出のみ）。入場無料。今月21日まで。ハラカドの外壁や斜向かいに位置する商業施設「東急プラザ表参道『オモカド』」のエントランスにも広告を出す。