食べる

新生「渋谷ツタヤ」、「スターバックス」もリニューアル 増床し100席に

フロア全面に増床した2階の様子

フロア全面に増床した2階の様子

  • 63

  •  

 渋谷駅前の「SHIBUYA TSUTAYA(渋谷ツタヤ)」(渋谷区宇田川町)のスペシャルティコーヒーショップ「スターバックス コーヒー」が4月25日、同日リニューアルした渋谷ツタヤと同時にリニューアルオープンした。

渋谷駅前スクランブル交差点を臨む窓際のエリア

[広告]

 2000(平成12)年1月1日0時に開業した渋谷ツタヤと同時にオープンした同店は、カルチュア・コンビニエンス・クラブがライセンス契約で展開。リニューアルは渋谷ツタヤの改装に伴うもの。

 公園通り側のエントランスに位置する「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA 1F店」は持ち帰り専用のドリンクを販売するテイクアウト専門店。外観のラッピングはシーズンに合わせてデザインを変更する予定で、ブランドのロゴやペーパーカップをイメージした丸い窓口が特徴。

 2階の「スターバックス コーヒー SHIBUYA TSUTAYA 2F店」は、2階全フロアに増床。店舗面積は1階・2階の計441.91平方メートルで、席数は100席。「STARBUCKS Green Ribbon」をデザインコンセプトに、緑を基調にした71メートルの客席と、湾曲して一本につながる縦1メートル×横35メートルの壁面のデジタルアートを、リボンに見立ててデザイン。渋谷駅前スクランブル交差点を臨める場所はフォトスポットになるようにもする。

 店舗デザインは、渋谷の「躍動、興奮、スピード感のある要素」や渋谷が生み出す「文化、エネルギー」を着想源に仕上げる。キーとなるデザインは緑のリボンで、椅子やスタンディングエリアのテーブルがリボンのように71メートル連なっている。バーカウンター上部などには縦1メートル×全長35メートルのサイネージを設置し、コスタリカやエチオピアのコーヒー農園、渋谷の街並みなどで構成するデジタルアートを流す。

 バーカウンターの正面は木組み技術「あられ組」をイメージしたデザインに仕上げて「クラフト感」を表現。床材はイタリアにある店舗で使われている床材に着想を得てランダムなパターンに並べて仕上げた。店内には、アーティスト藤田望人さんとKeeenue(キーニュ)さんが同ブランドと渋谷をテーマに制作したオリジナルアートを飾る。

 駅前を臨む窓際の客席エリアは、カラフルな色合いのルーバーで渋谷の「エネルギーあふれる様子」を表現。同エリアにはロゴのオブジェを設置し、一部は客席を置かないことでフォトスポットとして利用できるようにした。

 メニューは、異なるローストレベルを日替わりで用意するドリップコーヒー(トールサイズ=イートイン420円、テイクアウト412円)、ラテ(同=同495円、同486円)、コールドブリューコーヒーの上にオリーブオイルを使ったフォームを浮かべる「オリアート ゴールデンフォーム コールド ブリュー」(同=同660円、同648円)、ティーブランド「TEAVANA (ティバーナ)」の茶葉を使ったティー、フラペチーノなどのドリンク、イングリッシュマフィン、ワッフルやドーナツ、ケーキなどのフード類ほか。

 くまのキャラクター「ベアリスタ」がだるまの着ぐるみを着たデザインのぬいぐるみ「ベアリスタだるまグリーンMini」(2,600円)や、観光客の土産ニーズに考慮した地域限定商品「Been There Series」の東京デザインのトートバッグやタンブラー、中目黒の「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」で焙煎(ばいせん)しているコーヒー豆などを販売する。

 営業時間は8時~22時30分(2階は7時~)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース