沖縄県・石垣島で終戦翌年に結成され、今年で結成58年目を迎える長寿バンド「白百合クラブ」が10月23日、ラフォーレミュージアム原宿で「冥土の土産の東京ライブ」を公演する。「白百合クラブ」は昨年、中江裕司監督により『白百合クラブ 東京へ行く』としてドキュメンタリー映画化され、今年6月にはDVD、CDが発売された。公演では、クラブ創立時から代表を務め、現在も会長としてメンバーをまとめる81歳の西玉得浩さんら平均年齢72歳、合計年齢1,141歳のメンバー16人が、ギターやアコーディオン、マンドリンなどを使った自然体の演奏を披露する。当日は、中江裕司監督もゲストナビゲーターとして出演するほか、他のゲストも出演を予定。公演は昼の部(14時開場、15時開演)と夜の部(18時開場、19時開演)の2回で、前売りは4,500円、当日5,000円。同公演は、東京公演を希望するメンバーの熱意を受け、中江監督とCM制作などを手掛ける映像制作会社のドアーズ(目黒区青葉台2、TEL 03-5728-8055)が主催を引き受けた。また、サッポロビール「北海道生搾り」のCMにメンバーのひとりである宮良祐吉さんが出演することから、ライブ会場では同発泡酒が無料で配布される。(撮影:岩根愛)白百合クラブ