渋谷・明治通りのスイス発バッグブランド「FREITAG(フライターグ)」直営店「FREITAG Store Tokyo Shibuya」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6450-5932)が3月22日、リニューアルオープンした。
同ブランドは1993年にマーカス・フライターグさんとダニエル・フライターグさん兄弟が設立。日本では1996(平成8)年からセレクトショップなどで取り扱いを始め、2011(平成23)年に国内初の専門店を銀座に開いた。
渋谷の店舗は2013(平成25)年に国内2店舗目の専門店としてオープン。現在、世界30カ所に展開する店舗の中でも「利用客の多い店舗」の一つだという。しかし、内装の老朽化や手狭になっていたことなどからリニューアルを行った。
店舗デザインは、スイスのFRITAG lab社とトラフ建設設計事務所が共同で担当。全店で取り入れているデザインの原則にのっとり「機能性」と「耐久性」を優先し、不必要なものは省いたという。同店は明治通りとキャットストリートに面してエントランスが2カ所あり、両通りをつなぐ「トンネル」のような店舗が特徴。店内の床には、80%がリサイクル材料で将来的には再リサイクルできるという、一般的には倉庫で使われる青いパネルを敷き「自転車道」をイメージ。全ての棚にキャスターを取り付けており、イベント時などに合わせて移動させることができるようにした。バッグなどの修理を受け付ける工房も拡張した。
同ブランドは、使用済みのトラックのほろ、ペットボトル、シートベルト、未使用のエアバッグなどを使っているのが特徴。メッセンジャーバッグやバックパック、ショルダーバッグなどのバッグをはじめ、iPhoneやノートパソコンのケース、財布、ポーチなどの小物類などを展開している。
営業時間は11時~20時。