書店「TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷サクラステージ」（渋谷区桜丘町）が今夏、渋谷・桜丘の大規模複合施設「Shibuya Sakura Stage（渋谷サクラステージ）」にオープンする。運営はTSUTAYA加盟企業のNICリテールズ（文京区）。

併設する「SHARE LOUNGE」のイメージ

　昨年11月に完工した渋谷サクラステージは、約2.6ヘクタールを一体的に整備した大規模再開発。大きく、駅と線路に沿って東側に位置する「SHIBUYAサイド」と、区道「補助線街路第18号線」（SAKURAストリート）を挟んで西側に位置する「SAKURAサイド」に分かれ、100店を超える商業施設、オフィス、集合住宅、中長期滞在型ホテルなどを展開。テナントは夏までに順次オープンしている。

　「TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷サクラステージ」のコンセプトは「SHIBUYAの今とこれからを過ごす全ての人々の生き方が広がる場」。クリエーティブワーカーや近隣住民をメインターゲットに、ビジネスジャンルやキャリア・スキルアップのための実用書、「人文」「芸術」などに関する書籍など約16万冊を在庫する大規模な書店となる。

　店内には、カルチュア・コンビニエンス・クラブが展開するシェアラウンジ「SHARE LOUNGE（シェアラウンジ）」も併設。シェアラウンジは2019年11月に1号店を渋谷駅直上の複合施設「渋谷スクランブルスクエア」にオープン。4月には全面リニューアルする渋谷駅前の「SHIBUYA TSUTAYA」内にも出店を控えているため、渋谷サクラステージの店舗は渋谷エリア3店舗目となる。「集中して」仕事ができるエリアを中心に会議室3室、1人用の個室5室、ソファ席などを展開する予定。

　営業時間などは未発表。