バンダイナムコホールディングス(港区)が2026年春、渋谷・宇田川町に収容客数 2000人規模のコンサートホールを開業する。これに伴い、ホールを運営する新会社「バンダイナムコベース」(渋谷区恵比寿1)を4月1日に設立する。同社が3月5日、発表した。
場所は井の頭通り沿いで、NHK放送センターや渋谷区役所、LINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)などが周辺にある。敷地面積は3419.47平方メートル、建築面積は2733.59平方メートル、延べ床面積は8231.58平方メートルで、地上4階・地下1階。渋谷エリアを「今も成長し続けている流行の発信地」と位置付け、ホールを通じて「多種多様」な音楽・ライブイベントや「人と社会と世界がつながる場」を提供するという。
グループのIP(知的財産)創出やアーティスト育成にもつなげ、グループ内の利用にとどまらず、コンサートやライブ、舞台、イベントなどに対応。「多彩な情報を発する情報発信基地」を目指す。3月15日に着工予定。
新会社は、音楽事業・ライブ事業を担うバンダイナムコミュージックライブ(恵比寿1)の100%子会社として設立する。資本金は5,000万円。