東京都写真美術館では10月16日より、「マリオ・テスティーノ写真展 ポートレート」を開催する。マリオ・テスティーノ氏は、出身地である南米ペルーのリマ市から1970年代後半にロンドンへ移住し、本格的に写真に取り組み始めた。キャラクターを際立たせる同氏の作風は高い評価を受けており、ファッション写真家として人気を集めている。現在、欧米の有名ファッション誌で活躍する他、バーバリー、グッチ、ヴェルサーチなどの世界のトップブランドから広告写真を依頼されている。また、各界の有名人が自分の写真を撮ってもらうのに同氏を指名することでも知られる。同展では、故ダイアナ元妃、チャールズ皇太子、ウィリアム王子らの英国王室、ジュリア・ロバーツ、メグ・ライアン、キャメロン・ディアス、ニコール・キッドマンなどのハリウッドスター、ナオミ・キャンベル、ケイト・モスらスーパーモデル、マドンナ、ベッカム夫妻、ローリングストーンズ、ロビー・ウイリアムズなど各界著名人の華やかな肖像写真109点を紹介する。料金は一般1,200円、学生1,000円、中高生800円。11月21日まで。東京都写真美術館