アーティスト・ファッションデザイナーのダニエル・パリッロさんとデジタルアーティストのルーカス・ザノットさんによる「WHAT IS BUDDY DOG THINKING?」展が2月29日から、渋谷・八幡通りのギャラリースペース「(PLACE) by method」(渋谷区東1)で開催される。
展覧会のテーマにもなっている「BUDDY DOG(バディドッグ)」は、デジタル化により現実と仮想が「曖昧になった」現代社会で、「悟りを開いたミステリアスな犬」のキャラクターを軸としたフィンランド発アートプロジェクト。パリッロさんはバディドッグのキャラクターをデザインしたアーティストでもあり、ザノットさんは現代美術家KAWSさんと協力して米大統領選挙への参加を促すARアートを手がけたことでも知られる。プロジェクトでは、「人の心に問いを投げかける物語」を、アートを通して表現する。
プロジェクトの皮切りとなる同展では、パリッロさんによる瞑想中のバディドッグを表現した高さ1.5メートルの彫像をはじめとするパディドッグ像や着せ替え服、ザノットさんによるループ動画作品5点などを展示。彫像の周辺には座布団などを置き、来場者が座ることができるようにする。
展示作品でもあるパリッロさんがデザインしたミニフィギュア(高さ25センチ、6万3,000円)や、ワッペン(700円)、ステッカー(400円)などを販売する。
開催時間は11時~18時(29日は18時~21時)。3月2日まで。インスタグラムアカウントをフォローした来場者にはパディドッグのNFTアートを先着100人に進呈する。