食べる

北参道にフードトラック「のり弁」店 地元企業がランチ需要見込み

フードトラックの店舗

フードトラックの店舗

  • 8

  •  

 フードトラックで販売するのり弁当専門店「DO BOX」(渋谷区北参道3)が2月16日、北参道エリアにオープンした。経営は不動産開発やリフォーム業、ホテルなどを手がけるDOTOWN(千駄ヶ谷2)。

主に国産素材を使うのり弁当

[広告]

 ベーカリーやドッグカフェなどに加え、健康志向の弁当を販売する「FOREST STAND SENGAKUJI sf」を手がけている同社。コロナ禍が落ち着き国内外の需要が戻ってきたなか、弁当店の出店を進める計画が上がった際に、「新しい街で新しい店をやりたい」と考えた。既存店ではのり弁当は提供していなかったことから、「スタンダードなメニューを極めよう」とのり弁当店を選んだ。

 本社を構える千駄ヶ谷エリアで「ランチを食べる場所に困っている」という声があったことから、同エリアで出店を決めたが、思うような物件に巡り合えなかったことや、車の販売も手がけており車の改造ができるスタッフもいたことから、初めてフードトラックで店を構えた。場所は、原宿と千駄ヶ谷の間に位置する同社の持ち物件の駐車場を活用している。

 フードトラックだがレストランのような味わいを提供しようと、注文を受けてから作る「揚げたて」「作りたて」「炊きたて」をコンセプトに「毎日食べても飽きない」ような弁当を目指した。食材は、北海道深川市産の「ゆめぴりか」や福島県産大豆と小麦で仕込み食塩水ではなく生しょうゆで2度発酵熟成させた「ごとう醤油」のしょうゆ「粋」、千葉県産「青混ぜのり」、築地・秋山商店の「本枯節」など、国産のものを中心に使う。野菜や魚などは季節ごとに変えていく予定。のり弁当(1,000円)は、美桜鶏を使う竜田揚げや現在はマダイを使う白身魚のフライなどメインの具材を選べ、野菜やスケトウダラのすり身100%の磯部揚げなども添える。具材の追加(100円~250円)やご飯の大盛り(100円)も対応する。

 1月からプレオープンしていたが、周辺のオフィスや美容院で働いている人を中心に、住民など地域の人たちが利用しているという。

 営業時間は11時~15時ごろ(なくなり次第終了)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース