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「ヱビス」ビールブランド新体験拠点で開業記念ビール ガイド付きツアーも

ビールのイメージ

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 恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)内に4月3日開業する醸造施設を併設する「ヱビス」ビールブランドの体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)」で、記念ビール「煙々(えんえん)」が数量限定発売される。

「 YEBISU BREWERY TOKYO」エントランスのイメージ

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 サッポロビール(同)が「新コミュニケーション、新リアル体験接点、新商品」を一体にした「顧客接点戦略」の一環として開く同拠点は、旧「ヱビスビール記念館」を総工費約17億円かけてリニューアルするもの。延べ床面積は318平方メートル。ヱビスビールの歴史物語や過去の写真などを公開するミュージアム(=過去・ルーツ)、35年ぶりに恵比寿の地で醸造を行うこととなるビール醸造所(=現在)、100席程度用意するタップルームエリア(=未来)を通して、「ビールの原体験」の提供を図る。

 タップエリアで提供する「煙々」(たる生)は、ヱビス ブルワリー トウキョウ内限定で提供する商品。麦芽100%、燻製(くんせい)麦芽を一部、ホップ「ハラタウトラディション」を一部、それぞれ使う。開業時にはこのほか、かつての恵比寿工場で使われていた「ヱビス酵母」、1890年のヱビスビール誕生当時に使われていたと思われるドイツ産ファインアロマホップ「テトナンガー」を一部使う「ヱビス∞(インフィニティ)」、春夏期間限定の「Foggy ale 2024」などビールは4種類を提供する。ビール(タップ数は8本)の価格は1杯1,100円~。加えてフィンガーフードなどの軽食(400円~800円程度)もラインアップする。

 5月12日(予定)からはガイド付きツアー「YEBISU the JOURNEY」(45分、1,800円)も始める。ミュージアムとブルワリーを巡るツアーで、タップルーム内の「ビアストーミングルーム」エリアでの「ヱビス∞」1杯とつまみを試飲・試食も付く。4月24日からブランドサイトで予約を受け付ける。

 醸造所では、恵比寿ガーデンプレイス開業30周年を記念し、同施設で働く人を中心に30周年記念ビールを醸造するプロジェクトも始め、10月の開業30周年イベントでの披露を目指す。

 営業時間は12時~20時(土曜・日曜・祝日は11時~19時、開業日は10時30分~)。火曜定休(祝日の場合は翌平日が休み)。

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