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渋谷に大阪発牛骨スープの「ラーメンまこと屋」 関東エリア出店加速へ

主力となる牛骨白湯スープの「牛じゃんラーメン」

主力となる牛骨白湯スープの「牛じゃんラーメン」

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 ラーメン店「ラーメンまこと屋 渋谷センター街本店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5422-3183)が2月23日、渋谷・旧東急百貨店本店近くにオープンする。経営はマコトフードサービス(大阪府大阪市)。

カウンター席のみの店内

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 1999(平成11)年、大阪市福島区で創業した「ラーメンまこと屋」は現在、関西・東海を中心に、オーストリアや台湾など海外を含めて80店舗を展開している。これまでロードサイドを中心に、週末にはファミリーも利用する店舗を中心に出店を進めてきたが、2024年度中に100店舗などを目標に掲げるなか昨年11月、都内初の店舗を福生に出店。関東への店舗展開を本格的に進めるに当たり「23区は外せない」と考え、「情報発信地」として渋谷への出店を決めた。渋谷センター街本店は関東エリアの拠点に位置付ける。

 店舗面積は15坪。席数はカウンターで18席を用意。店内は黒と木目を基調に、若年層やインバウンド客もターゲットにしていることから、天井には丼柄などの赤いネオンサインを配し、「ポップでスタイリッシュ」な空間に仕上げる。

 主力となるのは、創業者の笠井政志社長らが牛丼チェーンで働いていたことなどから誕生した牛骨白湯スープの「牛じゃんラーメン」(920円)。牛の大腿骨など1回30キロの骨を圧力寸胴で炊き出したスープに、オリジナルの低加水ストレート細麺を合わせ、香味油を垂らし、辛みそを添える。具材はチャーシューやのり、ねぎ、もやし、きくらげをベースに、チャーシューの煮汁で作ったたれに漬け込む半熟卵も添える「煮卵牛じゃん」(1,070円)、キムチをトッピングする「キムチ牛じゃん」(1,130円)などのバリエーションを用意。

 スパイス数種類を合わせたたれを使い辛さを4段階から選べる「赤から牛じゃん」(1,030円~)、鶏ガラをベースに熟成しょうゆと背脂を加える「熟成背脂醤油(しょうゆ)」(920円~)などもラインアップ。牛骨白湯スープに魚介や熟成しょうゆを加える「濃厚魚介牛じゃんラーメン」(980円)は、現在は厚木店と同店のみで提供。同店限定メニューとして、チャーシューやのりを増量し煮卵やなるともトッピングする「スペシャル牛じゃんラーメン」(1,720円)と、台湾ミンチ・ニラ・ネギ・のり・魚粉・ニンニク・卵黄をトッピングする「台湾油そば」(980円)を用意する。塩漬けした三池高菜を塩抜き後炒める高菜やニンニクなど、カウンターに用意するセットで「味変」しながら食べられる。

 煮卵やチャーシュー、きくらげなどのトッピング、焼きギョーザ(6個380円)や、チャーシューを煮込んだ際に出るラードと卵で仕上げる炒飯(スープ付き)、チャーシュー丼(各並盛560円~)などのサイドメニュー、生ビール(540円)、ソフトドリンク(200円)などのドリンクもそろえる。想定客単価は1,200円。

 営業時間は11時~翌6時。オープン記念として今月23日~25日は一部ラーメンを500円で提供する。

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