福島県の特産品を使ったスイーツを提供する「ふくしまスイーツフェスティバル」が2月22日から、代々木公園のイベント広場とケヤキ並木(渋谷区神南1)で初開催される。福島県大熊町、富岡町、楢葉町、産経新聞社が共催。
楢葉町のサツマイモを使う「パタトゥ・ピスターシュ」のイメージ
東日本大震災と原子力災害からの復興を目的とした同フェス。昨年8月、全国の高校生を対象に開催した県産品を使ったスイーツ作りコンテスト「スイーツ甲子園ふくしまチャレンジカップ」で大熊町、富岡町、楢葉町の各町賞に選ばれた3組と審査員を務めたシェフ3人がコラボレーションして考案したスイーツを提供する。
メニューは3種類。宮城県泉館山高校の河村由桜さん・石塚彩芽さんと「メゾンジブレー」オーナーパティシエ江森宏之さんがコラボレーションした、大熊町産のレッドキウイなどキウイ3種類やチーズケーキ、ソフトクリームなどの「パルフェキウイ」、鹿児島・神村学園の山下侑來さん・坂元心咲さんと「パティシェ・シマ」オーナーシェフ島田徹さんがコラボレーションした、豊岡町のパッションフルーツや栗、バニラアイスを使った「モンブラン・パッション」、おかやま山陽高校の溝口萌音さんと「アンヴィデット」オーナーシェフ森大祐さんがコラボレーションした、楢葉町などのサツマイモを使うクリーム・甘露煮・チップス・テリーヌにアプリコットを合わせる「パタトゥ・ピスターシュ」。各1,000円で、それぞれ1000個限定で用意する。
同フェスは、同所で同日程開催される魚介グルメイベント「SAKANA&JAPAN FESTIVAL2024(魚ジャパンフェス)in 代々木公園」と、東日本大震災からの復興を応援する目的で開催する「発見!ふくしまお魚まつり」との同時開催となる。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。今月25日まで。