フットウエア・アパレルブランド「HOKA(ホカ)」の直営店「HOKA Harajuku(ホカ 原宿)」が2月22日、明治通りと表参道が交わる神宮前交差点の一角にオープンする。
アウトドアやランニングなどに特化したシューズを発祥としてフランスで始まった同ブランドは、現在は米靴大手のデッカーズ傘下で拠点も米国内に置く。シューズはクッション性やサポート力を備えた機能性が売りで、デザイン性も追求してきた。
国内最大の広さとなる新店は、表参道沿いの複合ビル「グリーンファンタジアビル」の最も東側に位置する路面に立地。1階・2階の2フロアで構成。店舗デザインは、ファサードや店内、ロゴにも使われている鮮やかな「HOKAブルー」を基調にする。
ストアスペースとなる1階は、人気商品をはじめ、ウエアやアクセサリーなど、新作全てをそろえる。展開商品は、シューズ=ロードランニングシューズ、トレイルランニングシューズ、アウトドアシューズ、ユースシューズ、リカバリーサンダル、アパレル=パフォーマンスウエア、ハットやソックスなど。来店客には3Dスキャンで足のサイズや形を計測し、それぞれに合ったシューズを提案する。陳列棚上部に配した液晶モニターでは、ブランドのルーツとなった山々などを映す。
2階は、同ブランドの公式ランクラブ「HOKA RUN CLUB」のコミュニティースペースとなる。日本の文化を思わせる畳の空間や富士山の壁面アートを取り入れ、「モダンな銭湯」のようなデザインに仕上げた。最新のシューズで試走できたり、ブランドアンバサダー、アスリートが出演するイベントを開いたりしていく予定。ブルーのベンチを置くスペースは、ランクラブの参加者が走った後に使えるようにするほか、畳スペースには女性と男性の更衣室やロッカーも用意する。
オープンを記念し、同店でのシューズ購入客のうち先着限定でオリジナルエコバッグを進呈する。
営業時間は11時~20時。