北海道産チーズの魅力などを発信するイベント「北海道地チーズ博2024」が2月8日から、表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)本館地下3階「スペース オー」で開催される。主催はホクレン農業協同組合連合会。
札幌の「パフェ、珈琲、酒、佐藤」とコラボレーションしたパフェのイメージ
「北海道地チーズ」は北海道生乳を使ったナチュラルチーズ。同イベントは、北海道産牛乳・乳製品の消費拡大を目的に酪農家の拠出金で始まった運動「ミルクランド北海道」の一環で2019年に表参道で初開催。道内各地のチーズ工房やメーカーが出店し、チーズの販売や食べ比べなどを行ってきた。
国内のチーズ消費量は増加傾向にあり、特にナチュラルチーズは「顕著な伸び」を示しているというが、消費量のうち国産は約1割にとどまっているという。同イベントでは、北海道地チーズの「ファン」や、北海道地チーズを「北海道ブランド」の一つとして育てていくことを目指す。
6回目で、4年ぶりに表参道で開催する今回は「北海道地チーズの日常化」をコンセプトに掲げる。約50種類の中から好きな5種類を選んで食べ比べできる「セレクト5」(500円)や、その中から気に入った1種類に投票することで参加できる「北海道地チーズ総選挙2024」を実施。グランプリはイベント最終日などで表彰する。
場内には、北海道のチーズ工房やメーカーが出展しチーズ約300種類を販売。生産者と会話することもできる。今回は会期を2部に分け、前期(今月10日まで)と後期(今月11日~13日)で出展社を入れ替える。ペアリングとして、「フレッシュ」「ハード」「青カビ」などチーズのタイプに合わせた北海道産のビールやワインなどのドリンク、トッピングも用意するほか、北海道地チーズやハスカップのアイスクリームに、カマンベールチーズのムース・モッツァレラチーズ・金柑のコンポートなどをトッピングする「4種の北海道地チーズとハスカップのパフェ」(1,500円、1日330食限定)など札幌のパフェ専門店「パフェ、珈琲(こーひー)、酒、佐藤」とコラボレーションした同イベント限定パフェも販売する。
併せて会期中には、完熟トマトのピザソースをベースに北海道産カマンベールチーズのフライ、100%ビーフパティなどを挟みピザトースト風に仕上げたハンバーガー(ゴールデンブラウン、1日10食限定、1,879円)、北海道産ゴーダチーズをかけてバーナーで焼き上げるマーボー麺(シビレヌードルズ 蝋燭(ろうそく)屋、1日15食限定、ランチセット=1,700円、単品=2,000円)など館内の飲食店6店舗では北海道産チーズを使った料理を提供する。
開催時間は11時~20時(初日は12時~)。入場無料。今月13日まで。