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渋谷パルコでAR活用した花火イベント 光と音の演出も

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 AR(拡張現実)を活用した花火イベントが2月1日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)で始まる。

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 パルコを傘下に持つJ.フロント リテイリング(中央区)が、ARやVR(仮想現実)のアプリ「STYLY」を展開するSTYLY(新宿区)と展開する同企画。

 同社は各地で百貨店や商業施設を運営しており、コロナ禍を経て、デジタルテクノロジーの進展と、リアルの価値が「見直される」なか、リアル店舗や店舗を展開する地域での「価値提供の増幅」を図るため、リアルとデジタルを融合するXR(ARやVRなどの総称)の領域(リアルメタバース)に注目。昨年から銀座や名古屋などでXR技術を活用した企画を展開している。

 今回は、実際に花火を打ち上げることが難しい都市部の市街地という立地で、AR技術を活用することで打ち上げを可能とした花火イベントを企画した。参加者は「STYLY」をインストールした自身のスマートフォンやタブレットで体験できる。

 会場に用意する専用のQRコードを読み込むと渋谷の夜空にARの花火が打ち上げられる。イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のレコーディングや、ツアーに参加していたことで知られる作曲・編曲家、シンセサイザープログラマーの松武秀樹さんがプロデュースした音楽に合わせて光の演出を行う。XRクリエーターKaoru Naitoさんが描いたキャラクターも登場する。

 開催時間は17時~21時(体験時間は約8分)。体験無料。2月14日まで。

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