木彫りアーティスト・キボリノコンノさんの作品を、本物とどちらか当てるクイズ形式で紹介する展覧会が1月26日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で始まります。
1988(昭和63)年生まれのキボリノコンノさん。2021年に「趣味で」木彫りを始め、「あっと驚くもの」をテーマに、食べ物や生活雑貨など身近な物を木彫りで制作しSNSで発表。昨年から「プロ」として本格的に活動を始め、展覧会やワークショップなどのイベントを展開している。
「キボリノコンノ クイズ型展覧会『どっち?展』」と題する同展は、昨年12月に出版されたキボリノコンノさんのクイズ絵本「どっち?」をきっかけに開催が決まった。クイズコーナーには、キボリノコンノさんが作った「木彫りの作品」とモチーフにした本物を並べて展示し、木彫りの作品がどちらかを出題。来場者はクイズに答えながら展覧会を回る体験型の企画となる。出題数は20問。参加者にはオリジナルの「木製認定証」を進呈する。
併せて、袋も含めて木彫りの菓子「シガール」、木彫りながら卵白の透明感も表現している「生卵」などの作品も並ぶ。
会場では書籍やグッズ、どれが木彫りかを当てる「ペーパーテスト」を販売。付属する往復はがきで回答するペーパーテストは会期終了後に採点され、キボリノコンノさんの直筆サイン入りで返答される。
会期中(今月26日と2月10日)には、キボリノコンノさんの書籍「どっち?」購入者を対象にサイン会も予定する。
開催時間は11時~20時。入場料は700円(小学生以下無料)。3月10日まで。