ネスレ日本(兵庫県神戸市)のチョコレート菓子「キットカット」で受験生を応援するデジタルアート企画が1月12日から、原宿駅近くの「ヨドバシJ6 ビル」(渋谷区神宮前6)で展開される。
キットカットは、九州の方言「きっと勝つとぉ(きっと勝つよ)」に商品名が似ていることから、1990年代後半以降、自然発生的に受験の験担ぎアイテムとして広がった。同社では2003(平成15)年から受験生を応援する取り組みを本格的に展開している。
今回、今月13日・14日に大学入学共通テストが迫るタイミングで「キット、サクラサクよ。~“キットカット”で受験生に応援メッセージを届けよう~」と銘打ち展開する企画となる。
場内には、全長15メートル×高さ3メートルの「桜の回廊」と、直径10メートル×高さ3.5メートルの桜の木を模した「シンボルツリー」を用意。回廊とシンボルツリーの花の部分に設置された幕に桜のデジタルアートを投影すると同時に、受験生への応援メッセージを掲出する。メッセージは、昨年事前にSNSで募集したものと、来場者が会場内のタブレット端末で書くものが表示される。
前日の11日にはブランドアンバサダーである歌手のAIさんが「開花」セレモニーに登場。受験生に向けて「キット、サクラサクよ。」とメッセージを書いた。
開催時間は11時~20時。入場無料。今月21日まで。