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渋谷で回遊型カルチャーイベント 公園通りでパレード、屋外ビジョン上映も

公園通りをパレードする「FriendWithYou」のインフレータブル作品のイメージ

公園通りをパレードする「FriendWithYou」のインフレータブル作品のイメージ

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 テクノロジーとアートをかけ合わせた回遊型カルチャーイベント「DIG SHIBUYA」が1月12日から、渋谷エリアで開催される。主催は実行委員会、渋谷区が共催。

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 「カルチャーの発信地」である渋谷で、国内外のテクノロジー企業やスタートアップからも「注目されている」ことから、テクノロジーを絡めたアートを紹介する同イベント。渋谷公園通り周辺エリアや代々木公園ケヤキ並木、渋谷区立北谷公園などの公共スペースや周辺のギャラリースペース、ライブハウス「Spotify O-EAST」などを会場に展開する。

 メインプログラムにはサミュエル・アルバート・ボークソンさんと、アルトゥーロ・サンドバルさんが2002年に設立した「FriendsWithYou(フレンドウィズユー)」を迎える。代々木公園ケヤキ並木では直径2メートルの「Little cloud sky」を19個並べるインスタレーションを展開するほか、今月13日(12時~15時)には公園通り(渋谷区役所前交差点~勤労福祉会館前交差点)を車両通行止め(11時~16時)にしてフレンドウィズユーのインフレータブル(空気を入れて膨らませるもの)作品がパレード。写真撮影に応じるグリーティングも予定する。

 会期中の24時~25時には渋谷駅前(スクランブル)交差点の大型ビジョン4面(109フォーラムビジョン、DHC Channel、グリコビジョン渋谷、Q’s EYE)を連動した映像プログラム「Shibuya Crossing Night Art」を展開。フレンドウィズユーをはじめAsako Fujikuraさん、Nile Koettingさん、YOSHIROTTENさんら30組以上の映像作品を上映する。

 会期中には公募で選ばれた13団体や、区内のアートギャラリーなどが連携プロジェクトとして渋谷で作品を展示する。参加するのは、科学とポップカルチャーの融合を掲げるクリエーティブレーベル「Academimic」、「ファッションの拡張」などをテーマに渋谷を拠点に活動する学生ラボ「CULTURAL LAB.」、仏教美術とテクノロジーアートを融合させることを目指す「サイバー南無南無」など。

 渋谷の街自体を「より深く知ってもらう」ため、公園通りを中心としたエリアでNFTデジタルスタンプラリーを行う。NFTプロジェクト「Live Like A Cat」、3DCG やピクセルアニメーションなどの作品を手がけるアーティストのたかくらかずきさん、NFTアーティストのGOROさんなどが参加する。

 初日となる12日(14時~19時30分)にはSpotify O-EASTでトークセッションなどを展開。フレンドウィズユーやバーチャルヒューマン「imma」を展開するAwwのプロデューサーSara Giustoさん、バー「渋谷花魁」のプロデュースなどを手がけるカワムラユキさん、3DCGを中心とした作品を手がけるJACKSON kakiさんらが登壇。場内には同イベントに参加するアーティストらの作品も展示する。入場料は3,000円。

 参加無料(一部プログラムは有料)。今月14日まで。

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