「ハチ公土産コンテスト」受賞商品が現在、忠犬・ハチのグッズを扱うコンセプトショップ「ハチふる SHIBUYA meets AKITA」(渋谷区渋谷2)で販売されている。
同コンテストは、昨年のハチ生誕100年に合わせて、同店と同店が出店する複合施設「渋谷スクランブルスクエア」が昨年11月に実施。同年8月に開催されたイベント「SHIBUYA SOUVENIR博」で販売されたハチに関する土産の中から売り上げ上位10商品がノミネートされた。審査員は、原宿生まれで渋谷区観光協会の観光大使である小宮山雄飛さん(ホフディラン)、渋谷区観光フェローのMiriさん、渋谷宮益商店街振興組合理事長の菅野英雄さんの3人が務めた。
グランプリに選ばれたのは、同店を運営する秋田ケーブルテレビが販売する「HACHEESE(ハチーズ)5種アソート(スリーブ入り)」。ハチの生まれ故郷である秋田の食材を使ったフィナンシェやマドレーヌなどのセットで、渋谷の街並みと忠犬ハチ公像をパッケージにデザイン。売り上げの一部はハチの犬種「秋田犬」の保存・保護を行う団体に寄付している。
小宮山さんが選出した「渋谷区観光大使特別賞」は、ハチの顔や肉球などのイラストや「渋谷」の文字などをデザインしたミックスキャンディー「THE SHIBUYA mix」。マジカルキッチン(神宮前6)が手がける「CANDY SHOW TIME」のキャットストリートにある店舗で作られている。
Miriさんが選んだ「グローバル・スーベニア賞」に選ばれたのは、消費者の声から生まれたという「Hachi&Shibuyaマグネット」。渋谷駅周辺の街並みやハチ公像をデザインしたマグネットになっている。菅野さんが選んだ「宮益賞」は、カメラが描かれたバンダナを首に巻いている秋田犬のぬいぐるみ「ハチふるぬいぐるみ」。
同店では、4商品をセットにした「Hachi Souvenir Set ハチスーベニアセット」(6,278円)を用意。同商品には、渋谷区と関わりのある人の顔をデザインしたあめ(16種類)を詰めた「渋谷飴」も付く。