ユーズドセレクトショップ「RAGTAG原宿店」(渋谷区神宮前5、TEL 03-6419-3770)が12月12日、キャットストリートに移転オープンした。経営はワールドグループのティンパンアレイ(品川区)。
渋谷などの都内、大阪、福岡などに24店舗を展開している「ラグタグ」。原宿店はその1号店として1985(昭和60)年に原宿・竹下通りにオープン。2012(平成24)年8月にキャットストリートに移転し、屋号を「象徴する店」として営業してきた。今回、増えているインバウンド客のニーズも含めた品ぞろえの拡充など「『ラグタグ』らしい店舗」にするため、同じキャットストリートで移転先を探し、旧店のすぐ対面に位置する場所に移転した。
1階(ウィメンズ)・2階(メンズ)の2フロア構成となる売り場面積は旧店より約17坪狭い213坪だが、効率を良くするなどしたという。ファサードはガラス面が広く、店内は白や木、ステンレスなどを取り入れた「明るく開放的な空間」に仕上げた。
同ブランドでは、商品をセンターで一括管理し、真贋チェックやリペアを行ってから店頭・オンラインで販売している。同店では、国内外のデザイナーズブランドを中心にカジュアル・ハイエンドブランドのアパレル、バッグ、靴、アクセサリーなどをラインアップ。取扱数は4500点と旧店より増やしたという。ウィメンズとメンズの構成比率は5対5。
SDGsの観点も踏まえて、ラグタグ全体でインバウンドが好調ななか、原宿店は現在、5割ほどがインバウンド客だという。客層は幅広いが、土地柄「ファッション感度の高い」若年層の来店も多いという。
営業時間は11時~20時(今月31日は17時まで、1月1日は休み)。