スウェーデン発カジュアルアパレルブランド「H&M」が2024年春、原宿エリアに再出店する。
1947年にスウェーデンで誕生し、トレンドを取り入れたアパレルを手頃な価格帯で展開する同ブランド。2008(平成20)年に日本に上陸を果たし、当時のファストファッションブームをけん引した。
原宿には2008(平成20)年11月、明治通りに地下1階~地上3階にわたる大型店を日本2号店として出店。オープン3日前の夜間から開店を待つ人が現れるなど注目を集めた。同所で約14年営業した後、昨年8月に閉店していた。
新たな「H&M 原宿店」は、原宿駅前の商業施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」(神宮前1)の1階・2階に出店。売り場面積は約700メートルで、「インスパイアリングな新しいコンセプト」で同店独自の体験などができる店舗になるという。同階には現在、ユニクロ(地下1階~地上2階)やイケア(同1階~2階)などが出店している。
エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン(宇田川町)のアネタ・ポクシンスカ社長は「日本において東京カルチャーの代表的なエリアである原宿でH&Mの新店をオープンできることをうれしく思っている。ファッションやインスピレーションあふれる体験を、幅広いお客さまに届けるために、この店舗は大きな役割を担うことができると考えている」などとコメントを寄せる。