ホステル「HOTEL GRAPHY(ホテルグラフィー)」が来年2月、渋谷・東の複合施設「渋谷ブリッジ(SHIBUYA BRIDGE)」(渋谷区東1)に開業する。
神南・フィンガーアベニュー沿いのカプセルホテル「The Millennials(ザ・ミレニアルズ)Shibuya」(神南1)など6ブランド11棟のホテルを展開するグローバルエージェンツ(神南1)の新店。渋谷区内では2軒目の施設となる。同所には9月まで別の運営会社によるホテル「MUSTARD HOTEL (マスタードホテル)SHIBUYA」が営業していた。
延べ床面積は2100.70平方メートル。線路跡地という立地を生かし、施設内には「レール」をキービジュアルとしたデザインを採用。再開発前の高架線路や渋谷の街の変遷もグラフィックアートで展示する。
客室はユニットバスが付いた客室や、施設内の共同シャワールームを使う室内に水回りを設備していない客室、ドミトリーの計74室を展開。施設内7階には24時間利用可能な宿泊者専用のビリヤードや「PlayStation 5」などのゲーム機器を用意するラウンジとテラスも併設。同じく24時間利用できる10階の「リフレッシュメントコーナー」には、セルフで利用できるコーヒーやココアなどのドリンクも用意する。
夕方には1階フロント横で宿泊者向けに無料でビールを提供するほか、ブランケットや充電ケーブル、追加枕、ゲーム、家電など常時100種類以上のレンタルアイテムもそろえる。
1階にはダイニング「Graphic Grill & Bar(グラフィックグリルアンドバー)」を出店。グリルを中心としたアメリカンダイナーで、「見た目も楽しい」料理やドリンクを提供。朝食には産直野菜や自家製ドーナツ・フォカッチャを使ったメニューなど6種類をラインアップする。同社が展開するホテル併設型のコワーキングスペース「.andwork(アンドワーク)」も併設予定。
宿泊料金は6,000円台~2万円台。予約開始は1月下旬ごろを予定。