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吉田ユニさん、原宿で個展 日常のアイテムでトランプ柄表現

身近なアイテムでトランプの柄を表現している

身近なアイテムでトランプの柄を表現している

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 アートディレクター吉田ユニさんの個展「PLAYING CARDS」が現在、原宿の商業施設「ラフォーレ原宿」(渋谷区神宮前1)6階のラフォーレミュージアムで開催されている。

さまざまな物を組み合わせたジャック~キング

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 吉田さんは女子美術大学卒業後、デザイン会社勤務を経て2007(平成19)年に独立。以降、同館などの商業施設のキービジュアル、CDジャケットやコスメブランドのビジュアル、アーティスト写真、舞台のアートディレクションなど幅広く手がけている。

 4年ぶりとなる同館での展示は、現在韓国で延長開催中の個展「Alchemy」で発表した新作「PLAING CARDS」を日本で初公開するもの。幼少期から「トランプで遊ぶのが好きだった」ことから、構想期間5年をかけて制作された。

 作品は、日常のアイテムを使ったオリジナル柄のトランプ54点。ブルーベリーやねじで表現されるクローバー、ミートソースのパスタ、イチゴのフルーツサンドなどで表現されるハート、ひげやムール貝などで表現されるスペード、本の表紙やなどで表現されたダイヤなど。ジャック~キングは人の手、菓子、コードなどさまざまなアイテムを組み合わせている。裏面の柄は花びらを中心にした柄に仕上げている。制作過程をまとめた映像も流している。

 会場では、作品をデザインに採用したトランプ(2,090円)やトートバッグ(2,750円)、クリアファイル(330円)、アクリルキーチェーン(990円)などのグッズを販売する。

 開催時間は11時~20時。入場料は、一般=1,000円、学生=500円、高校生以下無料。12月25日まで。

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