米テレビドラマシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ展」が12月13日、渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)1階の間坂ステージで始まる。
米ケーブルテレビ局HBOで1998年~2004年に放送された同作は、米NYを舞台に主人公となる4人の女性の友情や恋愛を「赤裸々かつコミカルに」描き人気を博し、2010年に続編が放送。2021年にはそれぞれのその後を描いた「AND JUST LIKE THAT…」が制作され、2024年にはシーズン3の配信も予定されている。2008年には劇場版が公開され、世界興収4億ドルを記録。エミー賞を7回、ゴールデングローブ賞を8回それぞれ受賞するなどしている。
テレビ放送開始25周年を記念する同展は、今春NYで開催されたポップアップ企画の日本版となる。せりふと劇中シーンをパネルで振り返るほか、床には主人公の1人、キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカーさん)の自宅の間取りをイラストで掲出。劇中に登場するものと同じモデルのハイヒールが並ぶ「Wall of Heels(ウォール・オブ・ヒールズ)」には、キャリーが、恋人のミスター・ビッグ(クリス・ノースさん)からプロポーズされたシーンに登場した「MANOLO BLAHNIK(マノロ ブラニク)」のロイヤルブルーのパンプス「HANGISI STAIN」も展示。キャリーがコラムを執筆していた窓辺のデスクをイメージしたフォトスポットも用意する。
場内では、キーリングやメタリックトートバッグ(各1,650円)、ノート(4,180円)、コスメポーチ(6,426円)、マグカップ、Tシャツなど10種類程度の25周年記念のオフィシャルグッズを販売。会場で対象商品3,000円以上購入客には非売品のポスターを、9,900円以上購入客には同ポスターと映画に登場する「LOVE」キーホルダーのレプリカを、それぞれ先着で進呈する。
前日の12日には、作品の「大ファン」というタレントのMattさんらがトークショーを展開。Mattさんは、キム・キャトラルさん演じるサマンサ・ジョーンズが「いつも明るいので、なんでも相談したくなっちゃうような存在で大好き」と話し、「この作品から、言葉では表しきれない愛の深さを教えてもらったので、特に若い子にはシーズン1から見てほしい」と呼びかけた。
営業時間は11時~21時(最終日は18時まで)。今月25日まで。