「千駄ケ谷区民会館」(渋谷区神宮前1)跡の複合施設名称が「SCC千駄ヶ谷コミュニティセンター」に決まった。
施設の老朽化に伴う建て替え事業。敷地面積は824.54平方メートルで、延べ床面積は地下1階~地上6階建ての2735.34平方メートル。建設工事と基本・実施設計を隈研吾建築都市設計事務所(港区南青山2)が受託し、「木材をふんだんに使う」設計となる。
フロア構成は、地下1階=サークルホール(集会場)、地上1階=飲食テナント、病後児保育室など、同2階・3階の一部と4階・5階=認定こども園や一時保育室、子育て広場・遊戯室を展開。2階・3階にはサークルルーム(多目的室)も設ける。
サークルホール(254.2平方メートル、定員185人(テーブル使用時は150人))は講演会や映画の上映会などに対応。会議やサークル活動向けのサークルルームは2階と3階に各2室用意し、3階は2部屋同時利用も可能。
公募で決まった指定管理者は、渋谷を拠点にするサッカークラブ「SHIBUYA CITY FC」を運営するPLAYNEW(渋谷2)と同クラブのパートナーを務めるオーチュー(代々木2)の共同事業体が務める。
2024年4月1日に開館。開館時間は9時~22時。第2日曜は休館。