渋谷・桜丘町の新ランドマーク「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」の屋外広場「にぎわいSTAGE」で12月1日、イルミネーションが点灯した。主催は東急不動産。
11月30日に竣工したばかりの同施設初となるイルミネーション。「光と音のハーモニー “さくらCHORUS“」と名付けたイルミネーションは、人流や気象データなどの情報を活用し、365日異なる空間演出を行う。広場には「桜」をイメージしたツリー状のモニュメントを複数設置し、その枝先ではLEDが点灯。日没後、音響や照明、ミストを連動させて、幻想的な光の世界を自動的に創出していくという。点灯時間は毎日、日没後から23時まで。17時、21時には約2分間の特別プログラムも行う
点灯式に出席した長谷部健渋谷区長は「(渋谷サクラステージは)昨日竣工し、今朝から南北をつなぐ自由通路が開通し、山手線の上を橋で渡れるようになった。線路で隔てていたエリアが一つの渋谷としてグッと近づき、コミュニティーが強くなるのでは」とあいさつ。
同日、ハチ公前広場のイルミネーション点灯式にもゲスト参加した俳優・武田玲奈さんは、白いドレスから黒いパンツドレスに着替えて再登場。「渋谷は映画館や劇場もあるので、よく来る。以前、友達の誕生日を、渋谷で卓球やボーリングをしてアクティブに祝ったのが楽しかった」と渋谷での思い出を披露。「今までこちら(桜丘町)側に来ることがなかったが、これからは渋谷サクラステージからカルチャーなどがどんどん発信されていって、渋谷の新しいスポットになっていくのでは」と期待を寄せた。
桜丘エリアでは同日、桜の名所として知られる「さくら坂」でも渋谷駅前共栄会主催による「さくら坂イルミネーション」の点灯が始まった。「冬に咲く桜」のように桜並木にイルミネーションが輝き、まち全体がピンク色に染まった。さくら坂の点灯期間は17時~23時。来年1月31日まで。